ここでは「翌々月末」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「翌々月末」とは?
「翌々月末」は、次の次の月の月末という意味になる言葉です。
この表現を使った時点から算出してその日が決まる表現になり、それが5月であれば、次の次の月になる7月の月末、つまり7月31日のことだと表しています。
その日のこととしてわざわざこのような表現を使うのは、主にビジネスシーンになります。
後払いになる支払いに対して用いられることが多く、「今月納品していただいた商品のお支払いは、当社の規定で翌々月末になります」などという使い方をよく見聞きします。
口語、文章のどちらでも使うことができますが、取引の際の明細書などに記載されているのをよく見掛ける表現で、ビジネスシーンでは似たような表現もよく使われています。
「翌々月末」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「翌々月末」は、使った時点によってその日が変わるのが特徴となっています。
先の例のように、5月に使えば7月31日になり、7月なら9月30日を表しています。
似たような表現で、「翌月末」もビジネスではよく用いられており、この場合には次の月の月末を表しています。
5月を基準とすると、「翌々月末」は7月31日ですが、「翌月末」では6月30日になり、今購入した場合、支払いはその日になるのような用い方が主となっています。
BtoCでも、今商品を購入すると支払いはその日までに、またはその日までにポイントが付与される予定だといったような使い方がよく見られ、今開催中のキャンペーンがその日までなどという使い方をされることもあります。
このように、意味さえ分かってしまえば便利に使える表現です。
「翌々月末」を使った例文
・『代金は翌々月末までにお支払いいただきますよう、お願いいたします』
・『買い掛けになっています分は、翌々月末の入金になります。どうぞご理解ください』
「翌々月末」の類語や言い替え
・『翌々々月末』
次の次の次の月末という意味になり、今が5月であれば、8月31日のことの表現です。
ビジネスでそこまで支払いが遅いということはあまりなく、一般的にも見聞きする機会は少ないものの、こういった使い方もあります。
ですが、このように使うなら素直に8月31日のように表現した方が見た目にもスマートです。
まとめ
「翌々月末」は、次の次の月の月末という意味になります。
ビジネスシーンで用いられることが多く、その日に支払う、その日が期限だといったような使い方になり、納品書や請求書、またはそれに絡む会話などでよく用いられています。