ここでは「先ほどはお電話ありがとうございました」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「先ほどはお電話ありがとうございました」とは?
「先ほどはお電話ありがとうございました」は、このように使う以前にもらった電話に対するお礼になる表現です。
それに出られなかった時に用いる表現で、それほど時間が経っていない間に用いられます。
ビジネスシーンでよく使われており、午前中に電話があり、それに対して午後からといった場合にはあまり向いておらず、午前なら午前、午後なら当日中の間にその折り返しをする時に用います。
そちらの返答になる口頭でまずこのように使って、更に「席を外しており、申し訳ありませんでした」などと続けることも多いです。
「先ほどはお電話ありがとうございました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「先ほどはお電話ありがとうございました」は、前述の電話による折り返しの際だけでなく、メールで返答を行う場合にも使うことができます。
その時には冒頭でこのように用いて、「メールでのお返事になり、失礼いたします」のように続けて用います。
それは、ビジネスシーンで電話であった連絡には電話で返事をするのが通例のため、違う方法になる時には一言そのような断りを入れるものだからです。
メールだといつ相手がそれを見るか分かりませんが、それでもその当日中に送る場合でないと使うべきではないので注意してください。
「先ほどはお電話ありがとうございました」を使った例文
・『いつもお世話になっております。先ほどはお電話ありがとうございました』
・『先ほどはお電話ありがとうございました。社用による外出中で失礼いたしました』
「先ほどはお電話ありがとうございました」の類語や言い替え
・『先ほどはご連絡ありがとうございました』
この「ご連絡」とした場合も、電話によるそれを指して用いていると考えていいでしょう。
よって、使い方は同様で、メールでその返答を行う場合にも使える表現です。
メールでもらった連絡にはこのように「ご連絡」と使うことは少なく、特にビジネスでは電話のこととして用いられています。
まとめ
「先ほどはお電話ありがとうございました」は、この前にもらった電話に対するお礼になります。
何らかの事情からそれに出られなかった場合に用いる表現で、それからあまり時間が経っていない午前中なら午前中に、午後ならその日のうちに折り返す時に使う表現で、メールでの返事になる時にも当日中にのみ使うことができます。
