お客様受けのいいビジネス敬語を知っておくと、お店の評価も高くなります。
「次回のご来店をお待ち申し上げます」の適切な使い方を見ていきましょう。
「次回のご来店をお待ち申し上げます」とは?
この場合の「次回のご来店」とは、この次の訪問をあらわしています。
1回だけでなく、リピーターとして何度も足を運んで欲しい、このようなマスターの思いがあふれ出ている表現になります。
また「お待ち申し上げます」の「申し上げます」は謙譲語のニュアンスがあり、待っているこちら側を下げるフレーズです。
そのため「次回のご来店をお待ち申し上げます」で「またのご来店をお待ちしています」と訳せます。
レストランで、お客様を見送る時の表現といえるでしょう。
「次回のご来店をお待ち申し上げます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
隠れ家風の、一軒家レストランをオープン。
駅から離れた場所に建っていると、いかにリピーターのお客さんを増やしていくかが、勝負の分かれ目になります。
こういう時に知っておきたいのが「次回のご来店をお待ち申し上げます」などの、帰り際の言い回しです。
無愛想に見送りされるより、ひと言ある方が気楽に足を運んでもらえるお店になるでしょう。
一方で「お待ち申し上げます」は語尾が強すぎるため、お客様によっては違和感を覚えることも。
「お待ちしております」に直すと、ナチュラルな言い方になるので心得ておきましょう。
「次回のご来店をお待ち申し上げます」を使った例文
・『お食事はいかがでしたか。ぜひ次回のご来店をお待ち申し上げます』
・『本日はありがとうございました。次回のご来店をお待ち申し上げます』
「次回のご来店をお待ち申し上げます」の類語や言い替え
似ている言い方に「ご来店を心よりお待ちしております」があります。
リニューアルオープンのお知らせ文で使われています。
また言い替えに「またのお越しをスタッフ一同、心よりお待ちしております」があります。
まとめ
「次回のご来店をお待ち申し上げます」を解説しました。
接客にまつわる表現をマスターして、評判のいいお店を目指していきましょう。