この記事では「事情を斟酌いただき」について解説をします。
「事情を斟酌いただき」とは?意味
事情をくみ取ってもらって、という意味です。
「斟酌」は「斟酌」と読みます。
意味は相手の事情や心の中にある思いをくみ取ることです。
「いただき」は「もらう」の謙譲語になります。
「もらう」には、贈られたり頼んだりして受け取って自分のものとする、頼んで手に入れるという意味があります。
「事情を斟酌いただき」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手側の事情を相手が配慮してくれたときに用います。
この言葉とともにお礼が伝えられます。
事情に配慮をしてもらったのは、自分側にとっては望ましいことのはずです。
望ましい事柄を他人から受けたときには、お礼を伝えるとよいでしょう。
お礼の言葉があると礼儀正しい印象になります。
また、相手との関係を良好に保つことにつながります。
「を斟酌」は「に配慮」と言い換えてもよいでしょう。
「配慮」は気を配ることをいいます。
何か事情があって、どうしても相手に迷惑をかけてしまうようなら、事情に配慮をしてもらうとよいでしょう。
しかし、頻繁にそういったことがあると、相手の方で対応できなくなってきます。
対応しきれず迷惑をかけることになるので、事情への配慮は頻繁にしてもらわない方が望ましいかもしれません。
「事情を斟酌いただき」を使った例文
・『事情を斟酌いただき、ありがとうございます』
「事情を斟酌いただき」の返答や返信
「お気になさらないでください」と返答をすれば、斟酌をしたことが負担になっていないと伝わります。
相手が罪悪感を持っている場合、その気持ちが軽くなることでしょう。
今回は事情に斟酌できましたが、いつもそうできるとは限らないと思います。
次回何かあったときには斟酌できないようならば、そのことを伝えておくとよいでしょう。
相手は気をつけるようになるかもしれません。
まとめ
この言葉は、話し手側の事情に配慮をしてもらったときに伝えるものです。
事情に配慮をしてもらって助かっているはずなので、お礼も一緒に伝えてください。
相手には迷惑をかけているかもしれないので、丁寧にお礼を述べることが望ましいです。
