見せたいことをビジネス風に言い直したい時があります。
「お見せできればと思います」の正しい使い方と類似表現をチェックしていきましょう。
社会人の教養にしてください。
「お見せできればと思います」とは?
「お見せする」は「見せること」を控えめにお伝えする言い回しです。
謙譲語としての力があるので、目上の方に自分が見せる時に使います。
また「できればと思います」は実現するのなら、いつかそうさせて欲しいという、こちらの控えめな願望を含んでいます。
そのため「お見せできればと思います」で「見せたいと思っています」と解釈できます。
「お見せできればと思います」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
目上の方にいつか見てもらいたい物がある時に、引用できるのが「お見せできればと思います」にあたります。
カジュアルな含みもあるので、例えば個人的に保有しているヨットや車の話になった時など、雑談の延長をしている時にも使いやすいです。
一方でどことなくお茶を濁している言い回しでもあるので、直接業務に関わること、仕事上見せなくてはいけない物には使えないフレーズです。
言い方によっては「見せたくない」と思われているように聞こえてしまうので、他の言い回しも頭に入れて使いこなしていきましょう。
「お見せできればと思います」を使った例文
・『機会があれば、お見せできればと思います』
・『近いうちに弊社の新作を、お見せできればと思います』
「お見せできればと思います」の類語や言い替え
似ている言い方に「お見せします」があります。
その場で何かを見てもらう時に活用できます。
「弊社の新作の焼き菓子をお見せします」のように用います。
また言い替えに「お目にかけたいと考えております」が挙げられます。
覚えておきましょう。
まとめ
「お見せできればと思います」を解説しました。
「見せる」にまつわるビジネス敬語を知って、できる社会人の仲間入りを果たしていきましょう。