スケジュール調整や日程調整を任された時のひと言に、戸惑ってしまうことがあります。
「決め打ちで恐縮ですが」の正しい使い方と類語を見ていきましょう。
「決め打ちで恐縮ですが」とは?
「決め打ち」とはある物事を狙い撃ちすること、転じてこちらが一方的に決めたスケジュールを指すことがあります。
また「恐縮ですが」は、こんなことをして申し訳ないというお詫びの心情を示しています。
「勝手に決めてしまいごめんなさい」こうした解釈ができます。
「決め打ちで恐縮ですが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
打ち合わせや会合の日程をお知らせする時に使われているのが「決め打ちで恐縮ですが」です。
色々な事情があってワンパターンしか日程を出せない時に用いられています。
相手の都合を考慮に入れていないので「申し訳ない」という気持ちがにじみ出ています。
一方で「決め打ちで恐縮ですが」はかなり親しい仲で用いる表現です。
「決め打ち」はもともと囲碁や将棋などの対戦競技から生まれた言葉ですが、パチスロなどギャンブルの世界でも使うので、人によっては不謹慎に感じてしまうことも。
他のフレーズも併せて覚えておき、社会人として失礼のないやり取りをしていきましょう。
「決め打ちで恐縮ですが」を使った例文
・『決め打ちで恐縮ですが、下記の日程でいかがでしょうか』
・『決め打ちで恐縮ですが、不都合がございましたらご連絡ください』
「決め打ちで恐縮ですが」の類語や言い替え
似ている言い方に「下記の日程のうち、ご都合のよろしい日時をご連絡ください」があります。
3パータンほど日程を提示して、相手にそのうちの1つを選んでもらう時に使います。
相手の都合を考慮するやり方なので、好感度のたかい手法になっています。
決め打ちに比べると民主的な手法なので覚えておきましょう。
言い替えに「こちらの都合で大変恐縮ですが」があります。
まとめ
「決め打ちで恐縮ですが」を解説しました。
色々な表現を学んで、敬語の達人を目指していきましょう。
できる社会人を目指してください。
