この記事では、「至らない点もあったかと思いますが感謝」の使い方について分かりやすく説明していきます。
「至らない点もあったかと思いますが感謝」とは?
「至らない点もあったかと思いますが感謝」は、任務完了時に、自分の能力をへりくだって伝える丁寧な表現です。
「至らない点+も+あった+か+と+思います+が+感謝」でなり立っている語で、「至らない点」は「十分に行き届かない部分」、「も」は接続助詞、「あった」は「ある」の過去形、「か」は疑問の意の助詞、「と」は接続助詞、「思います」は「思う」の丁寧語、「が」は逆接の意の助詞、「感謝」は「ありがたいと思う気持ちを表すこと」、全体で、「十分に行き届かない部分もあったと思うが、ありがたいと思う気持ちを表す」の敬語表現になります。
「至らない点もあったかと思いますが感謝」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「至らない点もあったかと思いますが感謝」は、異動や退職、プロジェクトチームを解散する時などのあいさつの言葉として使われます。
自分の功績をへりくだって伝える形式的な表現で、本当に「至らない点」があったかどうかは問いません。
「至らない点もあったかと思いますが感謝」の正しい文章表現
「至らない点もあったかと思いますが感謝」の正しい文章表現は以下の通りです。
・『至らない点も多々ございましたが感謝』
「多々」は「数多く」、「ございました」は動詞「ある・いる」の丁寧語「ござる」の連用形「ござり」に、丁寧語「ます」の過去形「ました」が付いた「ござりました」の音変化、「あったかと思う」より、「数多くあったこと」にすることで、よりへりくだった表現になります。
「至らない点もあったかと思いますが感謝」を使った例文
「至らない点もあったかと思いますが感謝」を使った例文は以下の通りです。
・『在職中は至らない点もあったかと思いますが、ご丁寧にご指導賜り心より感謝申し上げます』
・『初めての共同プロジェクト参加で至らない点もあったかと思いますが、ご協力いただき感謝の至りでございます』
「至らない点もあったかと思いますが感謝」の類語や言い替え
「至らない点もあったかと思いますが感謝」の類語や言い替えは以下の通りです。
・『力不足な部分も多々ございましたが、感謝』
・『不慣れな部分も多々ございましたが、感謝』
・『未熟な部分も多々ございましたが、感謝』
まとめ
今回は「至らない点もあったかと思いますが感謝」について紹介しました。
意味や使い方を覚えておき、いざという時に正しく使える様にしておきましょう。