憧れの人物と対面が叶った時などに使われるのが、「お会いできて光栄でした」とのフレーズです。
これは嬉しかった気持ちを伝えられますが、過去形になっているので本人に伝える表現ではありません。
どんな使い方をするかなどを確認してみましょう。
「お会いできて光栄でした」とは?
ある人物と出会うことができたのは、自分にとっての栄誉であることを、第三者に伝えるために表現です。
「光栄」は栄え輝くこと、栄誉であるとの意味になります。
「お会いできて光栄でした」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
応援していたスポーツ選手、優れた実績で知られている人など、尊敬する人物に出会う機会があります。
それは嬉しいよりも自分にとって栄誉と感じられることですが、その時に「お会いできて光栄でした」を使うことが可能です。
これは過去形になっているので、本人に対して光栄だったと伝えるよりは、第三者に対して伝える表現であることに注意してください。
本人に伝える場合には「光栄です」とするのが通常です。
用いる場合には、この一言を述べるだけでもまったく支障ない場合があります。
しかし「この度は◯◯さんのような方に」などと、どんな人と出会ったかの情報と併せると、より内容が伝わりやすくなるでしょう。
「お会いできて光栄でした」を使った例文
・『この度は憧れの◯◯選手にお会いできて光栄でした』
・『先日には開発者の◯◯さんにお会いできて光栄でした』
「お会いできて光栄でした」の類語や言い替え
「拝謁が叶って光栄でした」は、高貴な人物と対面ができたことが、栄誉だったことを表します。
「お目にかかれて光栄でした」は、目上の人物に出会うことができて、栄誉だったことです。
「お会いできて嬉しかったです」は、相手に偶然に遭遇できたことで、喜ばしく思ったことを表します。
「お顔を拝見できて嬉しかったです」は、相手の顔を見ることができて、喜ばしいと感じたとの意味です。
まとめ
尊敬する人物などに対面できたことが栄誉だったと伝える場合に、「お会いできて光栄でした」と表現できるのでした。
これは過去形なので、第三者に伝える表現であることを間違わないことが大切です。
これによって相手と会えて嬉しかった気持ちを、適切に言い表してみましょう。