この記事では、ビジネスシーンでよく使われるフレーズの「貴社ますますご隆盛のこととお慶び申し上げます」について、その意味や使い方や言い換え表現などを徹底解説します。
「貴社ますますご隆盛のこととお慶び申し上げます」とは?
「貴社ますますご隆盛のこととお慶び申し上げます」のフレーズにおける「貴社」は、相手の方の会社の敬称で、書き言葉として使われる言葉です。
口頭で使う場合は「御社」の敬称を使います。
次の「ますます」は「より一層」といった意味の言葉です。
また「ご隆盛」の読みは「ごりゅうせい」で、「勢いが盛んなこと、栄えること」を意味する言葉で、「ことと」は「ことであろうと」の推量の言葉です。
そして最後の「お慶び申し上げます」は、「祝意」を意味する「慶び」に接頭辞の「お」が付けられ、その後ろに「言う、述べる」の謙譲語の「申し上げる」に、丁寧語の「ます」が付けられたものです。
したがって、「貴社ますますご隆盛のこととお慶び申し上げます」のフレーズは、「あなたの会社がより一層栄えていることであろうと祝意を述べる」といった意味の丁寧な敬語表現となります。
「貴社ますますご隆盛のこととお慶び申し上げます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「貴社ますますご隆盛のこととお慶び申し上げます」のフレーズは、取引先の会社の方に、改まった手紙やメールを出す際に、冒頭の挨拶としてよく使われる表現です。
「貴社ますますご隆盛のこととお慶び申し上げます」を使った例文
・『貴社ますますご隆盛のこととお慶び申し上げます。さてこの度はお世話になり、誠にありがとうございました』
・『拝啓 貴社ますますご隆盛のこととお慶び申し上げます』
「貴社ますますご隆盛のこととお慶び申し上げます」の類語や言い換え
「隆盛」の類語としては「繁栄」や「興隆」や「盛況」が挙げられます。
したがって、このフレーズの「貴社ますますご隆盛のことと」の部分は、「貴社ますますご繁栄のことと」や「貴社ますますご興隆のことと」や「貴社ますますご盛況のことと」と言い換えることができます。
まとめ
「貴社ますますご隆盛のこととお慶び申し上げます」のフレーズは、「あなたの会社がより一層栄えていることであろうと祝意を述べる」といった意味の丁寧な敬語表現です。
取引先の方などへの改まった手紙やメールの冒頭の挨拶としてよく使われるフレーズです。
