使い方が分かりにくい、ビジネス敬語もあるものです。
「日ごろよりお世話になっております皆さまをご招待いたします」の適切な使い方と例文を見ていきましょう。
「日ごろよりお世話になっております皆さまをご招待いたします」とは?
この場合の「日ごろより」とは、常日頃のことをあらわします。
適度な交流があり、面識がある方にお送りする挨拶文です。
また「皆さまをご招待いたします」の「いたします」は「します」の謙譲語になります。
そのため「日ごろよりお世話になっております皆さまをご招待いたします」で「いつもお世話になっている皆様を、こちらのイベントにご招待します」と解釈できます。
お客様を催し物へ誘う、お誘い文といえるでしょう。
「日ごろよりお世話になっております皆さまをご招待いたします」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
レセプションを記す時に用いられているのが「日ごろよりお世話になっております皆さまをご招待いたします」のひと言になります。
お世話になっている取引先の方、お客様を特別セールや催し物に招待する姿を思い浮かべます。
丁寧な言い方ですが、句読点がまったくないので、読みにくく感じることも。
「日ごろより、大変お世話になっております。
皆さまを〇〇にご招待いたします」と2文に分けるだけでも、読みやすさはアップします。
受け取り手のことを考えて、文を作っていくと良いでしょう。
「日ごろよりお世話になっております皆さまをご招待いたします」を使った例文
・『日ごろよりお世話になっております皆さまを、特別セールにご招待いたします』
・『日ごろより大変お世話になっております皆さまを、ご招待いたします。お待ちしております』
「日ごろよりお世話になっております皆さまをご招待いたします」の類語や言い替え
似ている言葉に「平素よりお世話になっております皆様を、ご招待いたします」が挙げられます。
「日ごろより」の丁寧な表記が「平素より」なので覚えておきましょう。
言い替えに「ご愛顧いただいている皆さまを、〇〇にご招待いたします」があります。
まとめ
「日ごろよりお世話になっております皆さまをご招待いたします」を解説しました。
正しい言い方を学んで、敬語力の向上に役立てていきましょう。
