「私共の指導が行き届いておらず」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「私共の指導が行き届いておらず」とは?
「私共の指導が行き届いておらず」とは、ビジネスで使われる会話やメールなどにおいて「弊社における担当者への教育が不十分だったことで」あるいは「実務経験に乏しくまだまだ未熟な新人でございましたので」などという意味合いで使われている言い回しです。
本来は別々の会社や団体などと共に協力しながら進めていかなければならないような事業や取引などを執り行っていく上では、各持ち場に専属してお世話をする担当者を選定して取り組んでいきますが、それらの代表者や作業員などが業務上で粗相をしてしまったりミスを頻発させてしまった場合などに使用されています。
「私共の指導が行き届いておらず」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「私共の指導が行き届いておらず」とは、「担当者への研修や教育などが不十分だったために」ないし「実務に入る前の指導が不足していたことによりまして」などという意味合いで使われている文言です。
とある企業や組織などに所属している営業部員や販売店舗における販売員などが、取引先や顧客などからクレームや苦情などをもらってしまった場合などに使われている言い回しで、併せて再教育を施すつもりがある旨や早急に改善しようとする前向きな姿勢を持っている旨などについても述べておく必要があります。
「私共の指導が行き届いておらず」を使った例文
・『私共の指導が行き届いておらず、大変不愉快なお気持ちにさせてしまいましたが今後はこのようなことがないよう注意してまいります』
・『私共の指導が行き届いておらず、お客さまにご不便をおかけしてしまいましたことにつきましては深くお詫び申し上げます』
「私共の指導が行き届いておらず」の類語や言い替え
・『所属している社員への教育が不十分だったことによりまして』
・『事前における徹底した指導ができなかった結果』
・『研修内容を完全に把握せずに実務を始めてしまいましたので』
まとめ
「私共の指導が行き届いておらず」とは、ビジネスの場において「こちらで指導した意味を十分理解していなかったために」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをしっかりと把握した上で、その時の場面や状況などに応じて適材適所で使いこなしましょう。
