この記事では、ビジネスシーンでよく使われるフレーズの「衷心よりお見舞い申し上げます」について、その意味や使い方や言い換え表現などを徹底解説します。
「衷心よりお見舞い申し上げます」とは?
「衷心よりお見舞い申し上げます」のフレーズにおける「衷心」の読みは「ちゅうしん」で、「心の奥底、まごころ」といった意味の言葉です。
また「お見舞い」は、「見舞い」に敬意を示す接頭辞の「お」が付けられた言葉です。
そして最後の「申し上げます」は、「言う、述べる」の謙譲語の「申し上げる」に、丁寧語の「ます」が付けられたものです。
したがって「衷心よりお見舞い申し上げます」のフレーズは、「心の奥底から見舞いを述べる」との意味の丁寧な敬語表現となります。
「衷心よりお見舞い申し上げます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「衷心よりお見舞い申し上げます」のフレーズは、口頭で使われることはなく、手紙やメールやホームページにおける書き言葉で使われる表現です。
災害等で被害に遭われた方に対するお見舞い等でよく使われるフレーズです。
大災害時には、多くの企業が自社のHPで、被害に遭った方に対するお見舞いの言葉として掲載しており、多くの方が目にされたことがあると思います。
ちなみに、ここで使われている「衷心より」は、お見舞いの外に、お悔みやお詫びや祝福等で、その気持ちを強調する言葉として使われています。
「衷心よりお見舞い申し上げます」を使った例文
・『この度の地震で被害に遭われた方に、衷心よりお見舞い申し上げます』
・『台風被害に遭われた方に対し、衷心よりお見舞い申し上げます』
「衷心よりお見舞い申し上げます」の類語や言い換え
「衷心より」の類語としては「心より」や「心から」や「心の底より」が挙げられます。
したがって「衷心よりお見舞い申し上げます」のフレーズは、「心よりお見舞い申し上げます」や「心からお見舞い申し上げます」や「心の底よりお見舞い申し上げます」と言い換えることができます。
まとめ
「衷心よりお見舞い申し上げます」のフレーズは、「心の奥底から見舞いを述べる」との意味の丁寧な敬語表現です。
