ここでは「多すぎる」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「多すぎる」とは?
「多すぎる」は、そうだと決められている数や量、または想定していたそのようなものに対してそれを大きく上回っているという意味になります。
「10個でよかったのに、これでは多すぎる」などという使い方になり、この場合、その10個よりも大きく上回っている数だと言っていることになります。
同様に、「この容器に入る分だけでよかったのに、この量では多すぎると思います」のような用い方をするための表現で、きちんとした数や量が分からなくとも、明らかにそうだと思えばその感覚から用いることができます。
「多すぎる」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「多すぎる」は、先のように、大きく上回っているという意味になる表現です。
どれくらい決まった(または想定していた)数や量より多ければそうだと用いることができるといった基準のようなものは特にありませんが、10がそれだとして、12くらいの場合にこの表現を使うのは些か大袈裟になってしまいます。
15となると、「10個でよかったのに、15個はさすがに多すぎる」といったように問題なく用いることができ、決められている(想定の)数や量とそれくらいの差がある場合によく使われています。
「多すぎる」を使った例文
・『3つでよかったのに、倍の6個はちょっと多すぎる』
・『それほど必要だとは言っていなかったので、これでは多すぎると思います』
「多すぎる」の類語や言い替え
・『少なすぎる』
「多すぎる」の逆で、決められている(想定していた)数や量よりもかなり少ないという意味で使われています。
つまりは全く逆の意味になり、10がそれで、5や6しかないという時に用いるという具合です。
やはり、8くらいでこのように使うには大袈裟になってしまうので、大きくそれとかけ離れて少ないといった場合に用いてください。
まとめ
「多すぎる」は、決められている数や量や、想定上のそれらに対し、遥かに上回っているという意味で用いられます。
少し多いという程度で使うには向いていないので、一例として、10がその基準であれば、14や15といった数や量の場合に用いられると考えておきましょう。
