失礼のない文になっていないか、確認したくなる敬語もあるものです。
「日頃の感謝を込めて」の適切な使い方と、似ている言い回しをチェックしていきましょう。
「日頃の感謝を込めて」とは?
この場合の「日頃」とは、いつもの日々をあらわします。
普段の毎日を示しています。
また「感謝を込めて」は「感謝の気持ちを込めて」の略した言い方です。
そのため「日頃の感謝を込めて」で「これまでの日々にお礼の気持ちを込めて」と解釈できます。
毎日通っているお客さま、ご近所の方々にお礼を述べる言い回しです。
「日頃の感謝を込めて」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
華やかなバーゲンセールを思い浮かべるのが「日頃の感謝を込めて」というフレーズです。
自社会員のお客さま、または店舗の近くにお住まいのお客さまなど、多くの方に呼びかける時に使いやすいです。
例えば自社サービスの5周年記念、そして会員数の10万人突破を祈念してなど、明るい区切りのキャンペーンに用いるのもいいでしょう。
また「感謝を込めて」というからには、明るいプレゼントを用意することも大切です。
送料無料、あるいはセール価格で自社の商品を割引するなど、お客さまにとっても嬉しい特典を用意しておきましょう。
「日頃の感謝を込めて」を使った例文
・『日頃の感謝を込めて、送料無料サービスを実施いたします』
・『日頃の感謝を込めて、大感謝祭を開催いたします』
「日頃の感謝を込めて」の類語や言い替え
似ている言葉に「日頃の感謝の意を込めて」もあります。
おごそかな言い方になるので、ビジネス文書やプレスリリース等で用いるといいでしょう。
似ている言い方に「日頃の感謝の気持ちをこめて」や「ありがとうの思いを込めて」があります。
まとめ
「日頃の感謝を込めて」を解説しました。
正しいビジネスフレーズを心得ていると、日々の仕事がますます楽しくなります。
明日の業務に活かしてください。