この記事では「ご参集のほど」について解説をします。
「ご参集のほど」とは?意味
集まるという意味です。
「参集」には、たくさんの数の人が集まってくることという意味があります。
「参」はある目的のためにそこに行く、「集」はあつまる、つどいという意味を持つ漢字です。
このことから「参集」には、ある目的のために集まるという意味があることがわかります。
「ご」はその行為をする人に尊敬の意を表します。
「ほど」は柔らかく表現をする働きを持つ語です。
「ご参集のほど」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、ある場所に集まってもらいたいときに用います。
この後に「お願いします」という意味の言葉を続けます。
一人だけに来てもらうときには使用しません。
「参集」には多くの数の人が集まってくることという意味があります。
自分のところに一人で来てもらうことは、多くの人が集まるとはいえません。
一人の人に来てもらうときは、「お越しください」など別の言葉が使われます。
この言葉では「ほど」を使って断定を避けて柔らかく伝えています。
柔らかな表現をすれば、頼まれる側を不快にさせにくくなります。
快く引き受けてもらうためには、相手の立場に立って伝えることが大切です。
多くの人に集まってもらうときに使う言葉なので、メールでお知らせをするときは一斉送信をすることもあると思います。
一斉送信をするなら、個人情報にかかわることには触れないようにしましょう。
「ご参集のほど」を使った例文
・『ご参集のほど、よろしくお願いいたします』
「ご参集のほど」の返答や返信
集まることができるのか、できないのかを問われているときは、できる・できないを答えてください。
できないときは、「申し訳ない」という意を示すとよいかもしれません。
そうすることで相手の気持ちへの配慮を感じられます。
集まることができる場合は、いつ、どこに集まるのか、もう一度確認をしておきましょう。
他にもそこに集まる人がいるので遅れないようにします。
まとめ
この言葉は、多くの人に集まってもらいたいときに用いるものです。
複数の人に伝える言葉です。
