相手を傷つけない、丁寧な日本語を学びたいことがあります。
「からして」の正しい使い方と例文、似ている言い方を調べていきましょう。
言葉の力を引き上げてください。
「からして」とは?
この場合の「からして」とは「〇〇の点から考えると」という意味があります。
ある切り口から考えた時の、自分の意見を述べる言い方です。
強調の意味として用いられることが多くなっています。
そのため「からして」で「の点から考察していくと」と解釈できます。
ひとつの切り口から、あるテーマについて考察する時に用いられています。
「からして」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
使い方が難しいビジネス敬語が「からして」にあたります。
例えば「あの先輩は売上成績からして、比較にならない」というと売上成績の点では到底及ばないのだから、その他のことも超えることができないという意味になります。
あるひとつの点を取り上げて、その素晴らしさを称える時の言い方が「からして」にあたります。
また「からして」は「〇〇からして」とその前に月日を入れると「〇〇の期間から、ずっとしていること」という意味に変わります。
組み合わせる表現によって、意味が大きく変わってくるので心得ておきましょう。
「からして」を使った例文
・『社食の1番人気はトンカツ定食です。見た目からしてボリュームがあります』
・『昨年末からしていることが、オフィスの移転準備です』
「からして」の類語や言い替え
似ている言い方に「から」があります。
「3週間前から」と始まりの点をあらわすほか「部長から」と発案者をしめすことも。
いつからか、誰からか、明確に表現することができます。
言い替えに「〇〇の点を考察いたしますと」や「誇れる点として」や「〇〇の期間から」があります。
まとめ
「からして」を解説しました。
色々なビジネス敬語を心得ていると、明るい気持ちで業務と向き合えます。
適切な言い方をマスターして、日々を気持ちよく過ごしていきましょう。