「そもそも」は元々となった内容や理由、始まりに戻って論じることを表す言葉です。
「そもそも」とは?
「そもそも」は議論や会話の内容に対して元々となったものや理由、始まりに立ち戻って論ずることを表す言葉です。
「そもそも」はこのような論調を表す時にも使われており、「そもそも論」は元となったものの必要性や存在意義を問い直す論を表します。
「そもそも」は漢字で「抑」や「抑々」と書き、この漢字は上から抑えることや止めるという意味があります。
「そもそも」は接続詞として使われる言葉であり、内容や議論が煮詰まった時や整理する時に使うのが特徴です。
「そもそも」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「そもそも」は議論や会話の内容が複雑になった時や論点を整理したい時に使う言葉であり、始まりに立ち戻って論ずる時にも使います。
「そもそも」は仕事の会話でもよく使う言葉であり、文章やメールでも使うことが可能です。
文字として書く場合には相手を否定するという意味合いになる「そもそも」よりも「本来は」や「元々」、「初めから」、「最初から」の方が適しています。
「そもそも」を使った例文
・『そもそも今回の事件は彼の突発的な行動に端を発しているのであり、これを解決しないと全貌が明らかになりません』
・『そもそも彼女が怒ったのは自分の配慮が足りない行動だったので、それをよく反省してから挽回しないといけません』
「そもそも」の類語や言い替え
「そもそも」は議論や会話の基礎的なものや最初の部分に立ち戻って論ずるという意味があり、これは時に相手を否定する意味になります。
このような意味を避けるためにも「本来は」や「元々は」、「最初から」のような言い替え語の方が使いやすくなっています。
「そもそも論」はこのような議論や方法論を表す言葉であり、こちらは色々な場所で使うことが可能です。
まとめ
「そもそも」は議論や会話の内容について一度始まりに立ち戻って論じ直すことを表します。
この行為は物事の必要性や存在意義、議題の基礎を問い直したり整理する時に使う言葉であり、こちらは仕事の場面や会議でもよく使われています。