「その甲斐あって」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「その甲斐あって」とは? ビジネス用語

「その甲斐あって」とは?

ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。

「その甲斐あって」とは?

「その甲斐あって」とは、ビジネスメールや敬語での表現などにおいて「あることを行った際に行った分効果がでる」さまや「満足感などが得られる」様子などを示す文言です。

「効果」「値打ち」などを表す「甲斐」という語は、ビジネス上では「ある行動を行ったり、打った策などの結果として現れる事象や変化」などを指して用いられており、上記のフレーズは「自身で行動した分だけの成果を得られる」などというニュアンスで使用されています。


「その甲斐あって」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「その甲斐あって」とは、「行ったことが功を奏したので」あるいは「続けてきた努力が実ったことで」などという意味合いで用いられている文言です。

長期にわたってビジネスに取り組んでいく上で、連日のように発生する業務上の不具合や不備などが生じる場合に対策を講じたり速やかに状況を好転させることができた場合などに用いられている表現で、併せて導き出された結果や流れなどについても明記しておかなければなりません。


「その甲斐あって」を使った例文

・『先般御社よりご教示いただきました打開策を早速試してみましたが、その甲斐あって事態は早々に上向いている次第でございます』
・『御社の販売店舗における売場改装作業が先だって完了いたしましたが、その甲斐あって現況におきましては順調に集客数が伸びております』

「その甲斐あって」の類語や言い替え

・『おかげさまで』
・『策を講じた成果として』
・『続けてきた努力が報われた結果』

まとめ

「その甲斐あって」とは、ビジネストークや敬語での会話シーンなどにおいて「行ってきた苦労がやっとのことで実を結ぶ」などという意味合いで使われている表現です。

このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをしっかりと理解した上で、その時の場面や状況などに応じてうまく使いこなしましょう。

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