「だけのことはある」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「だけのことはある」とは? ビジネス用語

この記事では「だけのことはある」について解説をします。

「だけのことはある」とは?意味

それだけの価値や能力がある、という意味です。

「だけ」は、能力や価値などが、それにふさわしく発揮される意を表します。

程度や限度を表したり、範囲を限定するさまを表したりもする言葉ですが、「だけのことはある」「だけに」の形で使われるときはこれらの意味ではありません。


「だけのことはある」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、ある事柄はそれだけの価値や能力などがあるときに用います。

パンのことで説明をします。

あるパン屋の店主が、人気のパン屋にやってきました。

人気の秘密を探るために、そこのパンを買いに来たのです。

実際に食べてみると、人気であることにうなずけるものでした。

開店前から並ぶ人がいるような店で、なぜそこまで人気なのだろうと思っていたのですが、パンを食べたことで並ぶだけの価値はあるものだと納得しました。

このことは、「人気店だけのことはある」「朝から並ぶだけのことはある」と表現できます。

目上の人との会話やメールなどでは、「ある」の形で言葉を切るのではなく、もう少し丁寧な表現にすることが望ましいです。

丁寧にすると「〜あります」「〜ございます」となります。

過去のことなら「〜ありました」「〜ございました」です。


「だけのことはある」を使った例文

・『うわさされているだけのことはある』

「だけのことはある」の返答や返信

何を述べているかによって、返す言葉は変わります。

「おいしいと評判なだけのことはある」と教えてくれたならば、実際にそのものを食べてみてはどうでしょうか。

説明を受けても、どれだけおいしいかはわかりません。

実際に自分がそれを口にすることで、それだけの価値があるのかがわかります。

努力してそれに見合った成果を得ることができたという場合は、その人に対して喜びの言葉をかけるとよいでしょう。

まとめ

この言葉は、それにふさわしい価値や能力などがあることを指して用いるものです。

目上の人や取引先の人に対しては、「あります」など丁寧な表現を使うようにしましょう。

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