この記事では、ビジネスシーンでよく使われるフレーズの「飲まずにいられない」について、その意味や使い方や、言い換え表現などを徹底解説します。
「飲まずにいられない」とは?
「飲まずにいられない」のフレーズにおける「飲まず」は、「液体をのどに送り込むこと」を意味する「飲む」の否定表現です。
また、次の「いられない」は「いることができない」といった意味の表現です。
したがって、「飲まずにいられない」のフレーズは、「飲まないではいることができない」といった意味になります。
「飲まずにいられない」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「飲まずにいられない」とのフレーズは、「飲む」の否定形の「飲まず」を、「いる」の否定形である「いられない」で、再度否定した表現で、「飲む」との肯定になります。
こうした使い方は二重否定と呼ばれるもので、強い肯定を表現するものとなります。
このフレーズは、仕事上でむしゃくしゃしたことがあった際に、「こんな時にはお酒を飲まずにいられない」と使ったり、猛暑の中でセールス等で歩き回っている際に、「この猛暑下では冷たいものを飲まずにいられない」等と使われます。
いずれの場合にも、強く飲みたいとの気持ちを表現するフレーズとして使われています。
ちなみに、それぞれを単純な肯定文とすれば「こんな時には、必ずお酒を飲みたくなる」や「この猛暑下では冷たいものを、どうしても飲みたくなる」等となります。
「飲まずにいられない」を使った例文
・『嫌なことがあったこんな夜には、飲まずにいられない』
・『汗だくでセールスに回っていると、冷たいものを飲まずにいられない』
「飲まずにいられない」の類語や言い換え
「飲まずにいられない」の言い換えとしては、「いる」を丁重語の「おる」に換えた「飲まずにおれない」がよく使われます。
まとめ
「飲まずにいられない」のフレーズは、「飲まないではいることができない」といった意味です。
この表現は「飲む」の二重否定で、強く肯定する表現となります。