「周知に向けて」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「周知に向けて」とは? ビジネス用語

この記事では「周知に向けて」について解説をします。

「周知に向けて」とは?

広く知ってもらうために、という意味です。

「周知」には、多くの人に広く知れ渡っていること、また広く知らせることという意味があります。

広く知れ渡る、広く知らせるとは、何人くらいに知らせたり、知っていたりすることをいうのか、どのくらいの範囲をいうのか定義はありません。

「向け」はある方向を目指すという意味です。


「周知に向けて」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、ある事柄を多くの人に知ってもらうために、何か活動をするときに用います。

この後には、「こういった活動をします」「こういった活動をしてはどうですか」といった意味の言葉を続けます。

たとえば、自社の製品の使い方を世間の人たちに広く知ってもらいたいとします。

この製品の使い方を誤る人が多く、問い合わせをいくつも受けています。

ひとりひとりの問い合わせに対応をするよりも、企業側からお知らせをして使い方を理解してもらった方が、早く多くの人に情報を広められます。

そこで、ホームページ、広告、SNSなどを使って情報を広めることにしました。

この活動をすることを「〜情報を発信してまいります」などと表現します。

一人だけに知らせるときには用いません。

「周知」には広く知らせることという意味があり、多くの人に知ってもらいたいときにこういった表現がされます。


「周知に向けて」を使った例文

・『周知に向けてポスターを掲示してはどうですか』

「周知に向けて」の返答や返信

「これからこういったことをします」という場合は、それに賛成ならその気持ちを伝えてください。

そして、その事柄を行います。

たとえば、広く知らせるために講習会を開きましょうというなら、講習会に向けての準備をすることになるでしょう。

伝えられた事柄に反対なら、その気持ちを伝えてみてください。

反対だというだけでなく、なぜそう考えるのか、ではどうしたらよいのかも伝えるようにします。

まとめ

この言葉は、広く知ってもらうためにある事柄をするときに用いるものです。

情報を多くの人に知ってもらいたい場面があるはずです。

そこでどういった活動をするのか表すときに、このような言葉を使ってみてください。

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