使い道が分からないビジネスフレーズがあると、困り果ててしまうものです。
「返信ください」の正確な使い方と例文、似ている敬語を調べていきましょう。
「返信ください」とは?
この場合の「返信」とは、メールやビジネスチャットの返事を求める言い方になります。
「ください」はお願いする時に使われる、敬語にあたります。
そのため「返信ください」で「お返事をください」と訳せます。
確認を取りたいので、相手に返信を頼むシンプルな文になっています。
「返信ください」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
食事会の会場を予約するので、参加人数を知りたい。
あるいは業務の不明点について、責任者に確認を取りたい。
このような場面で用いられているのが「返信ください」にあたります。
返信を求める文面で使われているので心得ておきましょう。
一方で「返信ください」はこのまま用いると、命令口調に思われてしまいます。
よかれと思いメールを送ったのに、自分の印象を下げてしまうリスクがあるので注意しておきましょう。
語尾の「ください」を「くださいますよう」に整える、「返信」を「ご返信」に直す、こうしたテクニックを用いるだけでも、同じことを言っているのに上品な文面になります。
小技を磨いて得をしましょう。
「返信ください」を使った例文
・『こちらのメールを確認したら、お手数ですがご返信ください』
・『恐れ入りますが、金曜までにご返信くださいますようお願いいたします』
「返信ください」の類語や言い替え
似ている言い方に「ご返信には、及びません」があります。
返信くださいの反対語で、返信不要の時に使われています。
言い替えに「お忙しいところ恐縮ですが、お手すきの時にご返信ください」があります。
まとめ
「返信ください」を解説しました。
色々なビジネス敬語を心得ていると、まさかの場面になっても自分らしい振る舞いができるものです。
敬語力を上げて、ビジネスの能力も伸ばしましょう。
