社会人らしい言い回しを知っていると、常識のある人と思ってもらえます。
「どのくらいになるのか」の正しい使い方と例文、似ている言い方を調べていきましょう。
「どのくらいになるのか」とは?
この場合の「どのくらい」は「どの位」とあらわします。
位は位置、あるいは場所などをあらわす言葉です。
「なるのか」は相手に質問するニュアンスを含んでいます。
そのため「どのくらいになるのか」で「だいたい、どのくらいの大きさになりますか」あるいは「おおよそ何円くらいになりますか」などの意味になります。
ざっくりと見て、予想の数値を尋ねる言い方になっています。
「どのくらいになるのか」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
分かっている範囲でいいので、相手から大ざっぱな額や量を聞きたいことがあります。
「どのくらいになるのか」は暫定で値段や量、取引に関する条件を知りたい時に用いられています。
例えば宝石商の仕事をしている方が、現地に買い付けに行って、地元の方に「いくらくらいの価値がありますか」と質問している時に用いられています。
シンプルで分かりやすい日本語ですが、相手を敬う表現が含まれていないので、使い方によっては誤解を受けてしまうことも。
その他の丁寧な言い方も学んでおき、敬語力を磨いていきましょう。
「どのくらいになるのか」を使った例文
・『どのくらいになるのか、教えていただけますか』
・『どのくらいになるのか、現地の係の方にお伺いしました』
「どのくらいになるのか」の類語や言い替え
似ている言葉に「いくらですか」もあります。
値段を尋ねる時の、シンプルな表現になっています。
量や期間を尋ねる時は「どのくらいですか」とアレンジします。
言い替えに「お手数ですが納期についてご教示ください」や「恐れ入りますが、〇〇についてご教授いただけると幸いです」があります。
まとめ
「どのくらいになるのか」を解説しました。
気になるビジネス敬語の正確な意味や使い方を知っていると、落ちついた対応が取れます。
多くの言葉を学んで、できる人になりましょう。