「やらせていただく」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「やらせていただく」とは?
「やらせていただく」とは、ビジネスメールや敬語での会話などにおいて「機会を頂戴する」または「チャンスをいただく」などという意味合いで使われている言い回しです。
元々は異なる会社や組織などと協力をしながら進めていかなければならないような相互取引や長期的な事業に携わっていく過程で、目の前にある作業や与えられた任務などを積極的にこなしていきたい旨に言及することができる表現です。
「やらせていただく」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「やらせていただく」とは、「弊社主導で行わせていただきたいと存じます」ないし「計画内容に沿って実施させていただきたいと思っております」などという意味合いで用いられている表現です。
このフレーズで指している「やらせて(やる)」という語は、「行う」もしくは「実践する」などというニュアンスで用いられている語句で、ビジネスにおいては「事業などを計画どおりに進行する」あるいは「予定どおりに依頼作業を執り行う」などという意味で使用されています。
「やらせていただく」を使った例文
・『次回開催予定の会合にてメインの司会をやらせていただくつもりでおりますので、引き続きご指導いただければ幸いでございます』
・『プロジェクトリーダーをやらせていただくことになった暁には、各関係者や協力者などと密に連携を図りながら仕事に取り組んでいく所存でございます』
「やらせていただく」の類語や言い替え
・『機会を頂戴する』
・『チャンスをいただく』
・『行う場所をご提供いただく』
まとめ
「やらせていただく」とは、ビジネストークや敬語での会話シーンなどにおいて「お任せいただく」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをしっかりと理解した上で、その時の場面や状況などに応じてそつなく使いこなしましょう。
