分かりにくい敬語があると、その使い方を知りたくなります。
「意を込めて」のふさわしい使用方法と例文、似ている言い方を学んでいきましょう。
「意を込めて」とは?
この場合の「意を込めて」は、心を込めて実施することを指しています。
今の気持ちをフルに込めて、捧げる時に用いられています。
そのため「意を込めて」で「心を込めて〇〇します」というニュアンスが含まれています。
最大の気持ちをお伝えしたい時に、取り入れていきましょう。
「意を込めて」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
フォーマルな式典で用いられているのが「意を込めて」というフレーズになります。
「意」には自分の気持ち、考えをあらわす言葉なので、大きなリスペクトを届けたい時に用いていきましょう。
ちなみに「意を込めて」は「感謝の意を込めて」あるいは「追悼の意を込めて」など「〇〇の意を込めて」と用いるのが一般的です。
どのような思いを込めるのか、具体的な言葉を入れておき、愛のつたわる文面に仕上げていきましょう。
「意を込めて」を使った例文
・『日頃の感謝の意を込めて、1曲お届けいたします』
・『追悼の意を込めて、朗読させていただきます』
「意を込めて」の類語や言い替え
似ている言葉に「気持ちを込めて」があります。
「日頃ご愛顧いただいているお客さまに、感謝の意を込めてサービスチケットを贈呈いたします」と用いることができます。
「感謝の気持ちを込めて」は大感謝祭、3周年記念、ビッグバーゲンセールなど、多くのイベントで使われる明るい言い方。
覚えておきましょう。
言い替えに「意を表して」があります。
「敬意を表して」や「追悼の意を表して」と用いていきます。
このほか「日頃のご愛顧にお応えして」という前向きな言い方もあります。
まとめ
「意を込めて」の正しい使い方を解説しました。
分かりにくい敬語をひとつずつ学んでおくと、確かなスキルに繋がります。
コツコツと努力を重ねていきましょう。