何かを伝える機会が遅くなった時に使われるのが、「申し遅れましたが」との表現です。
これは伝言や自己紹介にもよく使われます。
その適切な使い方などを確かめてみてください。
「申し遅れましたが」とは?
伝えるべき情報や自己紹介などを、相手に話すことが遅れたと断っておいてから、相手に伝えるために使われる表現です。
「申し遅れましたが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
人に伝えなければいけない情報があるのに、タイミングを逃したり、周囲の会話に入れなくて伝えられない状況があります。
その後話すきっかけを得た時に、「申し遅れましたが」を使うことができるでしょう。
これは話し言葉の中で使われる表現ですが、別の人からの伝言、予定変更の報告、自己紹介などを伝える際によく使われます。
これは「言い忘れましたが」と言うよりもずっと丁寧です。
情報を伝える際には、この表現の後に「社長がよろしくとのことでした」など、必要情報を続けることができます。
一方で自己紹介の場合は、「私は◯◯の◯◯と申します」など、社名と本名を伝えるのが良いですが、その際に名刺を渡すこともできるでしょう。
「申し遅れましたが」を使った例文
・『申し遅れましたが、月曜に予定されておりました定例会議は、水曜に変更とのことです』
・『申し遅れましたが、私◯◯の◯◯と申します。以後お見知りおきください』
「申し遅れましたが」の類語や言い替え
「言い遅れましたが」は、伝えるのが遅くなってしまったことを表します。
「申しそびれましたが」は、言おうと思っていたのに、言う機会を失ってしまったことを表す表現です。
「遅ればせながら」は、遅くなってしまったことを表しています。
「ご挨拶が遅れましたが」は、人と会った時に必要となる礼儀を示す行動が、遅くなってしまったことです。
「自己紹介が遅れましたが」は、自分の紹介が遅くなってしまったことを表します。
まとめ
何かの話を伝えることが遅くなった場合に使われるのが、「申し遅れましたが」という表現です。
これによって予定の変更を告げたり、自己紹介を進めることに用いることができるでしょう。
言うのが遅れた時には、この表現によって前向きに対処してみてください。
