ここでは「あしからずご容赦」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「あしからずご容赦」とは?
「あしからずご容赦」は、どうか悪く思わないように、という意味で用いる表現になります。
「申し訳ありませんが、あしからずご容赦ください」といったような使い方で、この前に述べたことを悪く思わないように、そのようにお願いしたいと伝えるために用います。
そのような使い方で、「この商品は1人1つの販売になります。
あしからずご容赦ください」といったような用い方や、「返信は翌月曜日以降になります。
あしからずご容赦くださいますようお願い申し上げます」などと使われることが多いです。
「あしからずご容赦」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「あしからずご容赦」は、ビジネスシーンでも先の返信の例のような用い方がよく見られます。
そのようになっていると納得してもらいたい、という使い方になるため、直接のお詫びではないものの、それに近いニュアンスで「現在多忙なため、早くても来月になってしまいます。
あしからずご容赦いただけますようお願いいたします」などと用いられています。
社内ではなく、他社など対外的な相手にそのように納得して欲しいと使う表現で、BtoCでもお客様になる相手に対してそのような用い方がよく見られます。
「あしからずご容赦」を使った例文
・『○日より改装のため、1週間程度お休みをいただきます。あしからずご容赦くださいますようお願いいたします』
・『申し訳ありませんが、そのような対応は行っておりません。あしからずご容赦いただけますようお願い申し上げます』
「あしからずご容赦」の類語や言い替え
・『どうぞご理解』
こちらもよく似た意味で用いられており、「どうぞご理解いただけますようお願いいたします」のような使い方をする表現です。
そのようになっていると分かってください、と言っており、ほとんど同じことを伝えるために用いられ、そのまま言い替えに使うことができます。
まとめ
「あしからずご容赦」は、悪く思わないようにお願いしたいという意味で用いられています。
お詫びに近いニュアンスで使う表現になり、そういうことになっていると分かってもらいたい、といった内容を伝える時に用います。
ビジネスシーンだけでなく、BtoCにおいてもよく使われています。