使い方が分からないビジネス敬語があると、戸惑うものです。
「ご機嫌麗しゅう」の適切な使い方と例文、似ている言い方を調べていきましょう。
言葉のスキルを上げてください。
「ご機嫌麗しゅう」とは?
この場合の「ご機嫌麗しゅう」は「ごきげん、うるわしゅう」と読みます。
「ご機嫌」とは、相手のコンディションをあらわします。
また「麗しゅう」は「麗しい」の変化した形です。
美しいこと、整っていることを示しています。
そのため「ご機嫌麗しゅう」で、相手の状態を尋ねる言い方です。
「お変わりございませんか」と表現できる、雅な日本語といえるでしょう。
「ご機嫌麗しゅう」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
上品な言い方を知っていると、格式のある席に行っても落ちついて過ごせるものです。
貴族の言葉を思わせるのが「ご機嫌麗しゅう」です。
豪華絢爛なシャンデリア、ドレスが思い浮かぶリッチなひと言になります。
上流階級の挨拶文に使われていて「お元気ですか」や「こんにちは」の代わりに用いることができます。
社交辞令のあいさつ文なので、頭の片隅に入れておきましょう。
一方で「ご機嫌麗しゅう」は、日常づかいすると気取っている人に思われる可能性も。
不慣れな日本語を使っていると、どことなく不自然に感じられることもあるので、いろいろな敬語を習得しながら少しずつ用いてみるといいでしょう。
「ご機嫌麗しゅう」を使った例文
・『ご機嫌麗しゅうお過ごしでしょうか』
・『ご無沙汰していますが、ご機嫌麗しゅうございますか』
「ご機嫌麗しゅう」の類語や言い替え
似ている言い方に「ご機嫌いかが」があります。
「ご機嫌いかがですか」と用います。
こちらも社交辞令のひとつですが、毎日顔を合わせる上司に使うのは野暮です。
言い替えに「お元気ですか」や「おはようございます」そして「お世話になっております」があります。
まとめ
「ご機嫌麗しゅう」を解説しました。
古風な表現も覚えておくと、位の高い方とも落ちついてトークできます。
できる自分を演出するために、様々なビジネス敬語を取り入れていきましょう。