「お持ちしてもよろしいでしょうか」は飲食店の接客などで耳にする機会がある言葉です。
ビジネスの現場でも広く使われている言葉ですがビジネス用語の「お持ちしてもよろしいでしょうか」はどんな意味がありどのように使う言葉なのでしょうか。
「お持ちしてもよろしいでしょうか」とは?
「お持ちしてもよろしいでしょうか」とは、「持ってきてもいいか」という意味で使われているビジネス表現です。
品物などを相手の元に持ってくることをへりくだった言い方で「お持ちする」といいます。
「お持ちしてもよろしいでしょうか」は持ってきてもいいかどうか相手に尋ねて確認する時に用いる表現です。
よく使われるのは飲食店で注文した品を持ってきてもいいかどうかウェイターやウエイトレスが確認するシーンです。
食後に持ってきてほしいと頼まれたコーヒーを食事が終わりそうな客に対しもう持ってきてもいいかどうか確認する時に「お持ちしてもよろしいでしょうか」という言い方で尋ねます。
ビジネスの現場では資料やサンプルなどを持ってきてもいいかどうか相手の意向を確認する時に使います。
「お持ちしてもよろしいでしょうか」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「持つ」には手で保持して運ぶことを意味するほか「責任を担う」という意味もあります。
お店の支払いなどを自分が負担してもいいかどうか確認する意味で「お持ちしてもよろしいでしょうか」を使うこともあります。
例外的なケースですが覚えておきましょう。
「お持ちしてもよろしいでしょうか」を使った例文
・『デザートをお持ちしてもよろしいでしょうか』
・『次回来る時に詳しい資料をお持ちしてもよろしいでしょうか』
・『お店の方に実物があるのでお持ちしてもよろしいでしょうか』
「お持ちしてもよろしいでしょうか」の類語や言いかえ
「持参してもよろしいでしょうか」だとわざわざ持ってやってくるニュアンスが含まれます。
「お届けしてもよろしいでしょうか」は誰かに運んでもらう時にも使えます。
まとめ
「お持ちしてもよろしいでしょうか」は日常生活でも耳にする機会があるビジネス表現なので意味を正しく理解しておきましょう。
