「筆舌に尽くしがたい」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「筆舌に尽くしがたい」とは? ビジネス用語

言葉にするのが難しい事柄については、「筆舌に尽くしがたい」と言い表すことがあります。

これは少し難しく感じる表現ですが、その使い方や注意点について確かめてみましょう。

「筆舌に尽くしがたい」とは?

文章や言葉では到底言い表せないと思えるほどに、とても程度が激しい、物凄い、感動的な様子を伝える時の表現です。


「筆舌に尽くしがたい」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

圧倒されるような迫力ある建築物や自然の絶景を見たり、あまりに残酷過ぎるメディア作品を視聴するなど、程度が激しかったり物凄いと感じられる物事と接する機会があります。

それについて「筆舌に尽くしがたい」で言い表すのが良いです。

この表現によって、言葉では表現不可能な様子がよく伝わるでしょう。

話し言葉や文章とする場合には、「あの作品は」などのように、何の程度が凄かったのかをはっきりと示す必要があります。

またこの後に「レベルでした」など、必要な言葉を続けるのが良いです。

ただしこれは実際に、筆舌に尽くしがたいような出来事に対して使う表現であり、些細なことには使っては大げさになってしまうことに気を付けてください。


「筆舌に尽くしがたい」を使った例文

・『建物の崩落事故は切り立った断崖絶壁で起きており、筆舌に尽くしがたい光景でした』
・『今回取り上げる作品は、筆舌に尽くしがたいほどに感動的なものです』

「筆舌に尽くしがたい」の類語や言い替え

「信じられない」は、目で見たものを受け入れることができないことを表します。

「形容しがたい」は、言葉で言い表すことができないとの意味です。

「言葉にならない」は、言葉を考えることができないことを表します。

「例えようのない」は、他のなにかに例えることができないことです。

「何とも言えない」は、何かの言葉で表現できないことを表します。

「凄まじい」は、程度が恐ろしいほどに激しいことです。

「物凄い」は、非常に恐ろしいことを表します。

まとめ

言葉での表現が難しいほど激しいといった意味を持つのが、「筆舌に尽くしがたい」なのでした。

この表現は善悪の様々な物事に使うことができますが、些細なことに使わないよう気を付けてください。

形容しがた状況に出くわしたら、使いこなしてみましょう。

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