「お取り扱い商品」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「お取り扱い商品」とは? ビジネス用語

ここでは「お取り扱い商品」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「お取り扱い商品」とは?

「お取り扱い商品」は、販売している、または取り寄せが可能な商品という意味で使われます。

頭に「お」をつけているため、それを行っている側ではなく、それに興味があったり購入しようとしている方が使う表現で、「○○はそちらのお取り扱い商品に含まれていますか」のような用い方になります。

つまり、それを扱っているかと問い合わせをする時などに使う表現となっており、提供する側が使うことはありません。

そちら側が用いる場合には、「取り扱い商品」「お」を外した形で使うのが通例で、「当店の取り扱い商品は以下の通りです」といったようになります。

自分たちが扱っているものに「お」とつけて丁寧にするのはおかしい使い方になってしまうので、これには注意してください。


「お取り扱い商品」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「お取り扱い商品」は、商品と呼べる対象であれば色々な使い方ができる表現です。

例えば、「そちらのお取り扱い商品にはどのメーカーのテレビがありますか」としてみたり、サービス類も提供する側からすれば商品という扱いなので、「このようなサービスもお取り扱い商品の中に含まれていますか」などと使うこともできます。

金融商品に対して使われることもあり、その銀行が独自に提供している定期預金などを指して、「お取り扱い商品として紹介されたこのスーパー定期についてお聞きしたいのですが」といった用い方をしても問題なく、それについて聞きたい、それを購入したいという場合にユーザーサイドから使うことになります。


「お取り扱い商品」を使った例文

・『○○はそちらのお取り扱い商品ではありませんか』
・『カタログにあるお取り扱い商品には含まれていませんが、そちらから○○は購入できますか』

「お取り扱い商品」の類語や言い替え

・『ラインナップ』
カタカナ語で言い替えるなら、この表現が一番適切です。

「顔ぶれ」「品揃え」として使われているため、「この商品はラインナップにありますか」とすれば、それを販売しているのかという意味になり、提供する側が「今回発売を予定しているラインナップです」などと使うこともできます。

まとめ

「お取り扱い商品」は、それを求める側が対象を指して使う表現です。

それは販売しているか、取り寄せることができるか、それについて聞きたいといったような使い方が多く見られます。

取り扱う側が使う時には「お」をつけない形にする必要があるので、そちらも覚えておくといいでしょう。

タイトルとURLをコピーしました