誠意を表すフレーズでよく知られるのが、「誠心誠意をもって対応」です。
これは反省を表す際にも使われますが、その意味や使い方について詳しくお伝えします。
「誠心誠意をもって対応」とは?
嘘や偽りなどの気持ちを持つことなく真心を込め、相手に応じた行動を取っていくことを伝える時の表現です。
「誠心誠意をもって対応」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
仕事をこなしていく上では、人や物事に対しての誠意を込めて事に当たることを求められる場合があります。
その時に「誠心誠意をもって対応」という、四字熟語を使った表現で対処するのが良いです。
これにより上司や顧客に対して誠意を持つことを表明したり、謝罪を述べたり、誠意で対処するよう周囲に助言する時に使えるでしょう。
対面で言うことが多いですが、挨拶状や反省文などにも使われることがあります。
用いる場合は「お客様のために」「今後は気持ちを入れ替え」など、誰や何のために誠意が必要かを、併せて伝えると良いです。
また「対応させていただきます」など必要な言葉を続けると良いでしょう。
心から誠意を持つと表明したので、これからは嘘や偽りを述べるなどの誠意のない行動を取らないよう、気を付けなければいけません。
「誠心誠意をもって対応」を使った例文
・『お客様のために誠心誠意をもって対応させていただきます』
・『今後は気持ちを入れ替えて、誠心誠意をもって対応したいと思います』
「誠心誠意をもって対応」の類語や言い替え
「誠意をもって対応」は、私利を持たずに真心を込めて相手に応じて行くことを表します。
「真心を込めて対応」は、嘘や偽りのない心をもって、相手に応じることです。
「真心をもって力を尽くし」は、嘘や偽りのない心をもって、ある限りの力を出し切ることを表します。
「親身になって対応」は、まるで親兄弟のために行うかのように、相手に応じることです。
「真摯に取り組んで」は、真面目でひたむきに、事に当たる意味になります。
「一生懸命取り組み」は、命がけで真剣に事に当たっていくことです。
まとめ
嘘偽りを持たず真心を込めて相手に応じていくことが、「誠心誠意をもって対応」の意味なのでした。
これにより意志の表明、謝罪、助言をすることができますが、一度これを述べたら誠意ある行動を心がけなければいけません。
「真心を込めて」など、別の表現も含め活用してみてください。