この記事では、ビジネスシーンでよく使われるフレーズの「進めていただきたく存じます」について、その意味や使い方や言い換え表現などを徹底解説します。
「進めていただきたく存じます」とは?
「進めていただきたく存じます」のフレーズにおける「進めて」は「物事を進行させること」を意味する言葉です。
次の「いただきたく」は、「もらう」の謙譲語の「いただく」に願望を表す「たい」の連用形である「たく」が付けられた表現です。
そして最後の「存じます」は、「思う」の謙譲語の「存じる」に、丁寧語の「ます」が付けられたものです。
したがって「進めていただきたく存じます」のフレーズは「物事を進行させてもらいたいと思う」との意味の丁寧な敬語表現となります。
「進めていただきたく存じます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「進めていただきたく存じます」のフレーズは、相手の方に、すでに打ち合わせ済みの事柄等を、進行させてもらいたいとお願いする表現です。
その進める内容としては、仕事や調査や準備や手続等、ビジネスシーンでの様々な行為に対して使うことが可能です。
「進めていただきたく存じます」を使った例文
・『先日打ち合わせいたしました通りの内容と日程で、進めていただきたく存じます』
・『明日注文書を発送しますので、生産の準備を進めていただきたく存じます』
「進めていただきたく存じます」の類語や言い換え
「進めていただきたく存じます」のフレーズは、敬語表現を換えて「進めていただければと存じます」や「進めてくださればと存じます」や「進めていただきますようお願いいたします」や「進めてくださいますようお願いいたします」や「進めていただければ幸いです」や「進めてくだされば幸いです」等と言い換えることができます。
まとめ
「進めていただきたく存じます」のフレーズは「物事を進行させてもらいたいと思う」との意味の丁寧な敬語表現です。
何かの事柄を進めてほしいとお願いする表現です。