「以下のみとなります」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「以下のみとなります」とは? ビジネス用語

ここでは「以下のみとなります」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「以下のみとなります」とは?

「以下のみとなります」は、何かがこれ以下に記載する内容だけだという意味で用います。

色々な対象に用いることができ、例えば、「在庫がある商品は以下のみとなります」と使って、この後にそれがある商品の一覧を記載するなどという使い方がよく見られます。

このような在庫の確認以外にも、「現在ご予約が可能な日程は以下のみとなります」として、まだ予約を受け付けている日付や時間を並べるといったような使うこともできます。

文章で用いる場合だけでなく、口語でこの表現の後に記載するべき内容を述べて使うこともできますが、その時には先にそれだけとなる内容を話し、「以上になります」といった使い方をすることが多く、この表現を使うのはあまり向いていません。


「以下のみとなります」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「以下のみとなります」は、先のように色々な使い方ができる表現です。

何かがそれだけだという意味で用いる表現になるため、前述のような現在の在庫や空いている日程に限らず、選べる対象がそれしかないという使い方もよく見掛けます。

場合によっては「のみ」という使い方がカジュアルに見えてしまうことがあるため、そのような時は「以下の○○がご用意できます」のように言い替えることが多いです。

それが商品の在庫であれば「以下の商品が〜」、日程なら「以下の日程が〜」などとなり、このような表現も口語ではあまり使われていません。

いずれも使い方でもこのように相手に伝えた時点での状況になるので、特に予約ができる日程などが対象になる場合、その後のことまでは分からないため、「現時点で」と前につけて用いるようなことも多いです。


「以下のみとなります」を使った例文

・『ご選択が可能な製品のカラーは以下のみとなります』
・『こちらの光回線で利用できるプロバイダーは以下のみとなります』

「以下のみとなります」の類語や言い替え

・『以上のみとなります』
こちらは逆に、この表現より前に挙げたものだけになるという意味で使う表現になります。

文章はもちろん、口語ではこちらの方がよく用いられており、そちらでも「現在選択できますのはA、B、C、以上のみとなります」のような使い方が見られます。

まとめ

「以下のみとなります」は、この後に続ける内容だけだと伝えるために使われる表現です。

あくまでその時点でのことになるので、このように使われた時にはそれを十分に理解して、希望の内容があればすぐに決めるということが必要になるかも知れません。

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