「お噂はかねがね伺っております」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「お噂はかねがね伺っております」とは?
「お噂はかねがね伺っております」とは、ビジネストークや敬語での文章などにおいて「世間を賑わせているお話はすでにこちらの耳まで届いている次第でございます」または「さまざまな優れた評判につきましては以前より存じております」などという意味合いで使われている言い回しです。
長期的なビジネスを進めていく上で触れることができる世間を騒がせるほどの素晴らしい商品や製品、ないし目を見張るような人材や組織などについて言及することができる文言です。
「お噂はかねがね伺っております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「お噂はかねがね伺っております」とは、「素晴らしいご風評はすでに存じております」ないし「世間を賑わせている風説は言うまでもなくこちらまで届いております」などという意味合いで使われている文言です。
「風聞や世評」などを示す「噂」という語は、ビジネスにおいては「ゴシップやスキャンダル」あるいは「世間話や巷説(こうせつ)」などを指す言葉として用いられており、上記のフレーズは「すでに口伝にて話には聞いておりますが」などというニュアンスで使用されています。
「お噂はかねがね伺っております」を使った例文
・『経理部長の素晴らしいお噂はかねがね伺っておりますので、当然全面的に信頼しております』
・『わが社における社長が入れ替わるというお噂はかねがね伺っておりますが、実際の発表があるまでは簡単には口にすることはできません』
「お噂はかねがね伺っております」の類語や言い替え
・『名声はこちらまで届いております』
・『素晴らしいという評判を耳にしている次第でございます』
・『悪い話は一度も聞いたことがございません』
まとめ
「お噂はかねがね伺っております」とは、ビジネストークや敬語での会話などにおいて「素敵なお話はいくつも聞いております」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどを十分理解した上で、その時の場面や状況などに応じて適材適所で使いこなしましょう。
