「抑えていただけないでしょうか」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「抑えていただけないでしょうか」とは? ビジネス用語

この記事では「抑えていただけないでしょうか」について解説をします。

「抑えていただけないでしょうか」とは?意味

ある基準よりも高くならないようにしてもらえないだろうか、という意味です。

「抑え」「抑える」のことで、ある水準よりも高くならないようにするという意味があります。

「出費を抑える」のような使い方をします。

「いただけ」「もらう」の謙譲語です。

「て」の後について、話し手や動作の受け手にとって利益となる事柄を他人から受ける意を表します。

「でしょうか」は、はっきりしない事柄を尋ねる意です。


「抑えていただけないでしょうか」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、相手が提示する料金よりも安くして欲しいときに用います。

商品の仕入れをするときのことで説明をします。

A社はある物を10万円で仕入れたいと思っています。

仕入れに関してB社と話し合いをしたところ、B社の方からは15万円でどうですかと提示されました。

A社が希望する価格よりも高いです。

A社としては、もう少し価格を低くしてもらいたいところです。

そこで、価格を低くしてもらえないだろうかとお願いをすることにしました。

そのお願いの言葉として使用をします。

A社が希望する水準よりも高くならないようにすることを「抑える」といいます。

そのため、ここでは「抑えて」という表現を使っています。

売る側としては、できるだけ高い価格で売った方が利益になるので、安くしたいとはあまり思いません。

そのため、要求を受け入れてもらうためには、それなりの理由が必要です。

こちらの事情を説明したり、安くできる理由を探したりして伝えてみるとよいでしょう。


「抑えていただけないでしょうか」を使った例文

・『弊社としては○○なので、抑えていただけないでしょうか』

「抑えていただけないでしょうか」の返答や返信例

抑えることができるのか、できないのかを伝えます。

「わかりました」とすぐに返事をするのは難しいでしょう。

価格を簡単に安くしてしまえば、売る側が損をしてしまいます。

しかし、まったく安くできないわけではないはずです。

ここで相手の要求を聞き入れないと、今後の関係に影響がでたり、購入をしてもらえなかったりする可能性があります。

少し安くなってしまいますが、購入をしてもらえた方が得をするはずです。

妥協できるところを考えてみるとよいでしょう。

まとめ

この言葉は、価格を安くして欲しいときに使うことが多いです。

相手は簡単には安くできないはずなので、要求を受け入れていもらうためには工夫が必要です。

相手が納得できる理由を考えてみてください。

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