「責任を負いかねますのでご了承ください」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「責任を負いかねますのでご了承ください」とは? ビジネス用語

この記事では「責任を負いかねますのでご了承ください」について解説をします。

「責任を負いかねますのでご了承ください」とは?意味

責任をとれないことを理解しておいてください、という意味です。

「責任」には、自分がした行為の結果に責めを負うこと、その人が当然負わなければならない任務や義務という意味があります。

「負いかねます」は、負うことができないという意味です。

「かねる」は、〜しようとしてできない、〜することが難しいという意味になります。

「ご了承」「了承」を敬意を示す表現にしたものです。

「了承」には、事情や内容を理解して認めるという意味があります。

「ご」をつけると、その行為をする人に敬意を表す形になります。

「ください」は相手にある事柄をするように求める意です。


「責任を負いかねますのでご了承ください」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、何かがあっても話し手側では責任をとらないとはっきりさせるために用います。

こういったことをはっきりさせておかないと、何かあったときに誰が責任をとるのか問題になります。

責任をとれないならば、事前にはっきりとさせておきましょう。

たとえば、さまざまな飲食店が出店するイベントが開催されるとします。

いろいろな店があると、あれもこれも食べたくなることでしょう。

しかし、食べ過ぎると具合が悪くなる心配があります。

もしも食べ過ぎて具合が悪くなる人がでても、主催者側は責任はとれません。

食べ過ぎたのはその人の責任です。

もしも責任はとれないとはっきりさせていなかったら、「こんなイベントを開催するのが悪い」と訴えられるかもしれません。

そういったことがないように、この言葉を伝えておきます。

きちんと伝わるように、記事に書くならわかりやすい部分に記載をします。


「責任を負いかねますのでご了承ください」を使った例文

・『主催者は一切の責任を負いかねますのでご了承ください』

「責任を負いかねますのでご了承ください」の返答や返信例

多くの人に向かって伝えていることが多いです。

この言葉自体に返答をする必要はなく、「そういったことがあるのだ」と理解しておきましょう。

何かがあっても責任はとってもらえません。

たとえば、食べ過ぎで具合が悪くなっても責任はとってもらえないので、食べ過ぎないように気をつけます。

自分で気をつけなければならないのです。

どういったリスクがあるのかをきちんと考えて行動しましょう。

まとめ

この言葉は、話し手側では責任はとれないと伝えるものです。

事前にはっきりとさせておかないと、問題が生じる恐れがあります。

責任をとれないならば、そのことをはっきりと伝えておきましょう。

タイトルとURLをコピーしました