この記事では「ご指摘をお願いいたします」について解説をします。
「ご指摘をお願いいたします」とは?意味
大切なところや間違っているところなどを示してください、という意味です。
「ご指摘」は「指摘」をその行為をする人に敬意を表す形にしたものです。
他人の行為を表す語に「ご」をつけて、その行為をする人に敬意を表します。
「指摘」は、大切なところ、気をつけるところ、間違っているところなどを「それ」と具体的に示すことをいいます。
「お願いいたします」は、頼み事をする際に用いる言葉です。
「ご指摘をお願いいたします」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、大切なところや間違っているところなどを示して欲しいときに用います。
自分が行った事柄に関して、自分では間違いに気がつかないことがあります。
正しいと思って行っているので、間違いに気がつきにくいのです。
また、自分の視点にとらわれてしまうことも、間違いに気がつきにくくなる理由です。
間違いをそのままにしていると問題が発生することがあるので、そういった部分は見つけなければなりません。
そこで、他人の力を借ります。
他人ならば自分では気がつかなかった間違いに気がついてくれるかもしれません。
しかし、間違いは伝えにくいものです。
そこで、この言葉を伝えます。
このようにお願いをしておくと聞き手は「それ」と伝えやすくなります。
ある部分を示してもらうことで、大切な事柄や誤りのあるところなどを知り、それによって恩恵を受けはずです。
また、頼んで指摘をしてもらっているので、間違いなどを「それ」と示してくれたときにはお礼を伝えましょう。
「ご指摘をお願いいたします」を使った例文
・『誤りがございましたら、ご指摘をお願いいたします』
「ご指摘をお願いいたします」の返答や返信例
お願いをされているので、大切なところや間違いのあるところなどを伝えてください。
何もなければ「何もない」ということを伝えます。
返答がないと大切なことや間違っていることが存在しているのか、存在していないのか、相手は理解できません。
ないならば、きちんとそう伝えます。
間違っている部分は指摘しにくいでしょう。
相手を不快にさせてしまうかもしれないと思うと、伝えにくく感じます。
しかし、誰かが伝えないと間違いがそのままになってしまいます。
柔らかく伝えるように心がければ、相手を不快にさせにくいです。
まとめ
この言葉は、大切なところや間違いのあるところなどを示して欲しいときに用います。
このようにお願いをすることで、自分では気がつかなかった部分に気がつけます。
こういった言葉を使ってお願いをしておきましょう。