この記事では「全体を改めて見通し」について解説をします。
「全体を改めて見通し」とは?意味
すべての部分をもう一度見て、という意味です。
「全体」は、ひとつのまとまりを持つ物事のすべての部分をいいます。
ひとつひとつの物事をすべてまとめて、まとまりのあるものとして見る場合をいいます。
「改めて」はもう一度という意味です。
「見通し」は、物事がどうなるのかや将来のことを予測すること、最初から終わりまで見続けること、遮るものがなくて遠くまで見えることをいいます。
「全体を改めて見通し」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、すべてをもう一度見てどうであったかを伝える際に用います。
「改めて」なので、一度全体を見てはいます。
一度は見ているけれど、もう一度見て、そしてどのように感じたのか、どういった発見があったのかなどを伝える際にこのような表現をします。
「見通し」は、最初から最後まで見続けることをいいます。
「朝から晩までテレビを見通しだ」のような使い方をするものです。
この場合は「見通し」ではなく「見直す」としてもよいでしょう。
「見直す」には、もう一度改めて見るという意味があります。
「改めて」を使うと同じ意味の言葉を重ねてしまうので、「全体を見直して」とします。
動画を最初から最後まで見直したなら「全体を改めて見通し」という表現にしてもよいです。
この後には、どのように感じたのか、どういった発見があったのかなどを表す言葉が続きます。
たとえば、「見直してみて、このままでいいと思う」という場合ならば、「変更をしなくてもよいと思います」などの言葉が続きます。
「全体を改めて見通し」を使った例文
・『全体を改めて見通し、この部分は変更した方がよいと感じました』
「全体を改めて見通し」の返答や返信例
この後に何が述べられるかや、自分がどのような考えを持っているかによって、返答の内容が変わります。
相手が伝えてきた事柄に自分も同意できるならば、その気持ちを伝えます。
たとえば、「このままでよいと思う」と相手が伝えてきて、自分も変更する必要はないと思うならば、「私もそう思います」などと返します。
自分は変更した方がよいと思うならば、その気持ちを伝えてみましょう。
なぜそう思うのか理由も伝えてください。
理由を伝えなければ、相手の考えを変えるのは難しいです。
まとめ
この言葉は、全体をもう一度見てという意味です。
すべてをもう一度見て、どうであったかを伝える際に用います。
一度は全体を見ていても、もう一度見てみると違った発見があるかもしれません。
見るという行為を一度行っていても、もう一度行ってみるとよいでしょう。