ここでは「話題を変えさせて頂きますが」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「話題を変えさせて頂きますが」とは?
「話題を変えさせて頂きますが」は、それまでとは違う話題に切り替えたい時に使う表現です。
口語で使うには向いていないため、文章で用いられており、全く違う話題の書き出しによく用いられています。
「〜だと思います。
話題を変えさせて頂きますが、○○の売れ行きについては予想を上回る勢いです」などと、この表現の後から突然違う話にすることができるので、次の話題に移りたい時にうまく使うことができます。
このような使い方が表現の中でも丁寧な形なので、他社や目上の人が相手のメールにおいてよく見掛けますが、文章であれば手紙のやりとりでも問題なく使えます。
「話題を変えさせて頂きますが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「話題を変えさせて頂きますが」は、先のように、丁寧に話題を変えますと伝えるための表現になります。
挙げた例ではそのまま使っていますが、「ここで話題を変えさせて頂きますが」や「少し話題を変えさせて頂きますが」のように、この前にちょっとしたワンクッションを入れる用い方も多いです。
文章で使うことになるので、この表現による相手の反応を気にせず、そのまま違う話題にもっていくことができますが、一通のメールで次々と話題を変えて続けるのはあまり見栄えがいいものではなく、相手側も返答に困ることがあるので、一度のみ使うことができると考えておきましょう。
手紙の場合はいくつかの話題をその一通に書きたいことも多いと思いますが、その時でもこの表現は一度だけにして、次に話題を変えたい時には以下の類語などを使うといいでしょう。
「話題を変えさせて頂きますが」を使った例文
・『ここで話題を変えさせて頂きますが、納品については特に問題なく行われました』
・『少し話題を変えさせて頂きますが、次の会議の日時は以前にお話しました○日の△時でよろしいでしょうか』
「話題を変えさせて頂きますが」の類語や言い替え
・『ところで』
この表現も、それまでとは全く別の話題にしたい時に用いられています。
簡単な表現ながら、これだけでそのような使い方ができるため、そこまで丁寧にすることはない場合に向いています。
こちらは口語でも用いられており、文章では「話題を変えさせて頂きますが」と併せて、「ところで話題を変えさせて頂きますが」と用いても構いません。
まとめ
「話題を変えさせて頂きますが」は、話題を変えたい時に丁寧にそれを(この後からそうなると)伝えることができる表現です。
文章向けの表現で、一通のメールでは一度だけ用いるという使い方が一般的です。
