この記事では「私の意見を申し上げます」について解説をします。
「私の意見を申し上げます」とは?意味
私の考えを言います、という意味です。
話し手の考えを伝えるときの前置きの言葉です。
「私」は話し手のことを指しています。
「意見」は、ある事柄についての考え・主張という意味です。
「申し上げます」は「申し上げる」と「ます」で構成されています。
「申し上げる」は「いう」の謙譲語、「ます」は敬意を表す語です。
「私の意見を申し上げます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、これから話し手が自分の考えを話すときに用います。
自分の考えを述べるときには、このような言葉で前置きをするとよいでしょう。
前置きなしに話し始めると、「この人は何をいっているのだろう」と聞き手を困惑させてしまうことがあります。
また、意見をいってはいけない場面もあるので、意見をいってよいか確認をする必要もあります。
前置きをしておけば、意見を述べてもよいか確認する意味になります。
また、この言葉以外にも「〜申し上げてもよろしいでしょうか」「意見を述べさせていただきます」などでも、許可を得る言い方になります。
自分の考えを述べることで、物事が変わることがあります。
たとえば、新商品のアイデアにAとBがあったとします。
Aにしようという意見が多数を占めていますが、自分はBがよいと思っています。
なぜそう思うのかしっかりとした理由があれば意見を述べることで、Bにしようと他の人たちの考えを変えられるかもしれません。
なぜそう思うのか、しっかりした理由があることが大切です。
また、他人の意見が自分とは違うこともあります。
そのときには、いったん相手の考えを受け入れる姿勢を示すと角が立ちにくくなります。
「私の意見を申し上げます」を使った例文
・『○○に関しての私の意見を申し上げます』
「私の意見を申し上げます」の返答や返信例
相手は自分の考えを述べたいようなので、差し支えないならその考えを話してもらいましょう。
他人の意見を聞くと視野が広がります。
また、これまで自分が「これがいい」と思っていたけれど、その考えが変わる可能性もあります。
それによって、物事がよりよくなることもあります。
せっかく意見を述べようとしてくれているので、できるだけ考えを聞くようにしたいものです。
「意見をいってはダメだ」ということが何度も続くと、その人は意見をいわなくなってしまうかもしれません。
まとめ
この言葉は、話し手が自分の考えを述べるときに用います。
いきなり考えを話し始めるのではなく、このような言葉で前置きをしてから話しましょう。
