「また」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「また」とは? ビジネス用語

ここでは「また」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「また」とは?

「また」は、いくつかの使い方ができる接続詞の1つです。

まず、前にも同じことがあった、同じことをやったといった時に、「また同じことを言っている」などと用いるのがその例で、この使われ方が一番ポピュラーだと言っていいでしょう。

次に、“再び”という解釈になる使い方で、こちらは「また今度お会いいたしましょう」のような用い方が有名です。

そして、「それと」と置き換えられる使われ方もあり、こちらの解釈では「こちらでは○○が有名です。

また、△△も同様に全国的に知られています」
といったように使われています。

このいずれの意味なのかは文脈から判断することになりますが、先の2つの使い方の場合、文章では漢字で「又」としても構いません。


「また」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「また」は、口語、文章のどちらでも前述のようないくつかの意味で使われています。

使われた際の解釈の判断は文脈からできると書きましたが、使う際にも特に難しくなく、“同じこと”“再び”とする場合は似た解釈になるため、まとめて覚えておくといいでしょう。

問題は「それと」と用いる時ですが、その場合にはそのまま「それと」と使った方が分かりやすいことが多いので、無理にこの「また」とすることもありません。

尚、「また」とだけ一言で使うこともでき、その時には「同じことを」という意味になります。

この使い方は、何度言っても同じことを繰り返すような相手への落胆や憤りからになると考えてください。


「また」を使った例文

・『またそんなことを言っているようでは、いつまで経っても完成させるのは無理だろう』
・『人気があるのはこちらの柄になります。また、そちらも最近人気が出てきた柄です』

「また」の類語や言い替え

・『加えて』
こちらは、「それと」と置き換えられる場合の言い替えになります。

その「それと」では少し丁寧さに欠けると思った場合に、こちらを使うと幾分聞こえや見栄えがよくなります。

もっと丁寧にしたい場合には、「加えまして」とするとよく、こちらであれば誰に対して用いても失礼になることはありません。

まとめ

「また」は、いくつかの解釈で使うことができます。

「それと」と用いる場合だけが特殊だと考えてよく、その他の2つは意味が似ているため、この二種類に分けて覚えるとそれほど難しくもありません。

その使い方では漢字で「又」としてもよく、「それと」になる場合には、類語として挙げた方を使うと丁寧になるので、それも覚えておきましょう。

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