ここでは「社内で確認したところ」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「社内で確認したところ」とは?
「社内で確認したところ」は、何かについて社内で確認を行った結果をその相手に伝える時に用いる表現です。
「○○の件ですが、社内で確認したところ、特に問題はないと分かりました」のような使い方になり、その確認をきちんと行ったことも同時に伝えられます。
「社内で」としているので、ビジネスシーンで社内でその確認ができる内容が対象になり、どこかに連絡をしたり、調査をお願いしないと分からないような内容に用いることはできません。
よって、使えるシーンはそれほど広くなく、例えば、その相手から先日連絡があり、今日電話をすると約束していたとします。
ですが、それを掛けなかったので電話がないと言われてしまった時に、「社内で確認したところ、そちらの電話は○○が受けていました。
それが共有されておらず、大変申し訳ありません」と使うという具合です。
「社内で確認したところ」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「社内で確認したところ」は、その結果を伝えるために口語、または文章で用います。
結果ということは、それを出すためのそれなりの調査を行うことになるので、相手からこれを調べて欲しいといった依頼があってこそ、この表現に結びつきます。
その調査は社内だけで確認がとれる内容に限られるので、そこまで時間を掛けてしまうのはどう考えても失礼になります。
そのため、依頼があった即日、または遅くとも2日程度でこの表現と共に確認した結果を報告するものだと考えておいてください。
ですが、確認のために話を聞きたい人に連絡がとれないといったような理由から、もう少し時間が掛かってしまう場合には、この表現を使って結果として伝える前に、一度「○○の件ですが、調査に少し時間が掛かっておりまして〜」などと返答をしておくことをおすすめします。
「社内で確認したところ」を使った例文
・『社内で確認したところ、その注文は承っていないようです』
・『日程については社内で確認したところ、そちらの日時で間違いありません』
「社内で確認したところ」の類語や言い替え
・『社内で確認しましたところ』
少し丁寧にした表現で、他社に用いる表現だけに、多くの場合でこちらの方が適した形になります。
「社内で確認しました結果」としてもよく、口語でもそれらの形で使うことができます。
まとめ
「社内で確認したところ」は、その相手から何らかの調査の依頼があった時に、その結果を伝えるために用いる表現になります。
社内で確認ができる内容に限られますが、口語、文章のどちらでも使うことができ、「社内で確認しましたところ」とすると丁寧になるので、そちらの形で使われることが多いです。
