この記事では「お時間の変更などございましたら」について解説をします。
「お時間の変更などございましたら」とは?意味
時間が変わることなどがあるならば、という意味です。
「お時間」は相手を敬って、相手の空き時間をいう語です。
「変更」は、決まっている事柄を変えることをいいます。
「など」は、ある事柄を例示する意を表します。
「ございまし」は「ございます」のことで、「ある」の意の丁寧語です。
「たら」は、実現していない動作や状態などを実現したと仮定していう意を表します。
「お時間の変更などございましたら」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、時間の変更があったら知らせて欲しいときに用います。
「たら」の後には「連絡をください」「知らせてください」という意味の言葉が続きます。
「など」にはいくつかの意味があり、他にも同じような事柄があるときに使われます。
「赤や黄色などの花」といった使い方です。
この例の場合だと、赤や黄色と例をあげて、他の色の花もあることを表しています。
「変更など」というと、変更の他にも何かがあるのかと考えてしまいます。
時間の変更だけを話題に出すのなら、「お時間の変更がございましたら」とします。
「など」を使わない言い方にすると、時間の変更だけを問題にしていることがわかりやすくなります。
この言葉を伝えるということは、話し手の方で時間の変更に対応ができるということです。
対応ができないならば、わざわざ時間のことを話題に出さないでしょう。
この言葉を伝えて時間の変更を知らされたならば、できるだけ対応をするように心がけます。
「お時間の変更などございましたら」を使った例文
・『お時間の変更などございましたら、ご連絡ください』
「お時間の変更などございましたら」の返答や返信例
すでに決まっている事柄の時間が変わったならば知らせをしてください。
できるだけ早めに知らせることが望ましいです。
何かをするギリギリになって伝えては、相手が対応に慌ててしまいます。
また、対応できない場合もあります。
余裕をもって伝えれば、余裕を持って行動をしやすくなります。
時間的な余裕があれば、相手にかかる負担が少なくなるのです。
変更がなければ何も伝える必要はありません。
変更があったときにだけ知らせをしましょう。
変更がないけれど返答をするとしたら、「時間の変更はありません」と伝えます。
まとめ
この言葉は、決まっている事柄の時間が変わったならば知らせて欲しいときに用います。
決まっている事柄を変えなければならないこともあります。
変わる可能性もあるので、変わったときに知らせてもらえるようにお願いをしておきましょう。