ここでは「長らくの間ありがとうございました」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「長らくの間ありがとうございました」とは?
「長らくの間ありがとうございました」は、それなりの期間、何かこちら側に有益になることを行ってもらっていた相手に対するお礼の表現になります。
例えば、一緒に仕事をしてもらっていた相手に対して、それが終わった時にそのように用いるという具合で、この表現でお礼を伝えるということは、その相手側の手伝いや協力などが終了したということにもなります。
それまでのお礼として用いることになり、この「長らく」という期間に特に決まりのようなものはありませんが、1週間くらいでは用いるべき表現ではなく、1ヶ月以上はそのような状態にあった場合に使うことが多いです。
長い分には問題なく、何年という期間の場合でも用いられています。
「長らくの間ありがとうございました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「長らくの間ありがとうございました」は、先のように、それなりに長く協力関係にあった(それを受けていた)相手に対するお礼になる表現です。
口語、文章のどちらでも使うことができ、この後にそれによってこれだけの恩恵を受けることができたといったように続ける用い方にするのが一般的です。
例えば、「長らくの間ありがとうございました。
お陰さまでとてもいい出来になったと思います」といった具合で、この場合、長く協力をしてもらえたお陰で、何かをいい出来に作ることができたと言っています。
また、職場を勇退する人や、転勤になった人に対してそれまでのお礼として用いられるような場合もある表現で、その時にも今までお世話になったことに感謝して使うことになります。
「長らくの間ありがとうございました」を使った例文
・『これまでの長らくの間ありがとうございました。色々と勉強をさせていただきました』
・『長らくの間ありがとうございました。新天地での更なるご活躍を祈願しております』
「長らくの間ありがとうございました」の類語や言い替え
・『長い間ありがとうございました』
少し簡単にした表現がこちらです。
「長らくの」は少し堅い言葉になるため、ビジネスシーンには向いていますが、相手との関係からそれでは仰々しくなってしまうと思った時にはこちらに言い替えるといいでしょう。
こちらでも失礼になることはなく、きちんとそれまでのお礼を伝えることができます。
まとめ
「長らくの間ありがとうございました」は、それなりの期間にわたって協力を受けていた相手に対するお礼になる表現です。
その協力が終わった時に用いることになり、それまでの感謝をこの表現によって伝えることができます。