「非常に興味深く拝見させていただきました」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「非常に興味深く拝見させていただきました」とは? ビジネス用語

ここでは「非常に興味深く拝見させていただきました」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「非常に興味深く拝見させていただきました」とは?

「非常に興味深く拝見させていただきました」は、何かの資料や論文などを閲覧し、それがとても興味を惹かれるものだったといったシチュエーションで用いられます。

つまり、その対象があって初めて使うことができ、相手からそれが提供された、または紹介されたといった場合に、その感想として伝えることになる表現です。

そのため、使うことができる場面が限定されますが、それだけ興味が湧いた、興味深かったといった時に、その気持ちを伝えるためにとても適しています。

「拝見」という言葉を使っているので、見たり、読むことができるものが対象になり、美術作品の類いに対しても用いることができます。


「非常に興味深く拝見させていただきました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「非常に興味深く拝見させていただきました」は、先のように、その対象にとても興味をもったと伝えるための表現です。

このように使う相手に対しての感想になる場合だけでなく、日記などで独り言として用いても構いません。

口語で使うこともできますが、文章の方で用いられることが多く、時には本当にそうとは考えていなくとも使っていることがあります。

それは、その相手から薦められたものの、今ひとつ興味がもてなかった、よく分からなかったという時に、そのまま伝えてしまっては礼儀に欠けるため、このように伝えてお茶を濁すといった用い方で、実際にもその点の使い方をされることも多い表現です。


「非常に興味深く拝見させていただきました」を使った例文

・『非常に興味深く拝見させていただきました。今後に活かしていくことができそうです』
・『非常に興味深く拝見させていただきました。ただ、1つ疑問があるのですが、そちらをお聞きしてもよろしいでしょうか』

「非常に興味深く拝見させていただきました」の類語や言い替え

・『とても興味のある内容でした』
ニュアンスとしては一緒ですが、こちらはその対象に興味を持ったという程度の表現になり、そこまでそれに惹かれるものがあった、感銘を受けたといったような意味にはなりません。

よって、前述した全く興味が湧かなかったという時に礼儀として使う時には、それほどの表現にならないこちらの方がいいでしょう。

まとめ

「非常に興味深く拝見させていただきました」は、その対象に深く興味をもった、大変それに惹かれたという意味で用いる表現です。

本当はそう思っていない場合でも使うことがありますが、その時にはここまでの表現ではない、類語で挙げた方が向いています。

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