ここでは「提出してください」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「提出してください」とは?
「提出してください」は、その相手に何かを出して欲しいと伝えるための表現です。
「提出」と使うことができる対象であれば問題なく、「期日までに課題を提出してください」などと使われたり、「来月のシフト表を早めにメールで提出してください」のような用い方もよく見聞きします。
口語、文章を問わない表現なので、そのどちらでも何かを出してもらいたいという時に普通に使われており、丁寧にするなら「ご提出ください」とするといいでしょう。
先の例のように、いつまでに、どのような形でといったことを一緒に添えて使われることが多く、特にいつまでという期限についてはきちんと伝えないといけない場合がよく見られます。
「提出してください」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「提出してください」は、丁寧な表現という訳ではないため、対等な立場の相手、または上から下へと使われる表現になります。
ですが、多人数を相手にメールで使うような場合にはその限りではなく、ビジネスライクな表現だという考え方で用いて構いません。
その場合でも、「ご提出ください」とした方が丁寧なので、社内への一斉メールなどの時にはそちらにした方がいいことが多いです。
それを行う方法として、メールで送る、郵送で送るなど色々な手段が考えられますが、それを指定しないと思っていたのとは違う方法で送られてくるかも知れないので注意してください。
メールの場合でも、必ずその返信になるとは限らないため、「折り返しの
メールにて」といったようにつけ加えて使うといいでしょう。
「提出してください」を使った例文
・『必要事項をご記入の上、○月△日までにメールにて提出してください』
・『出張の領収書はその明細と共に、まとめて総務まで提出してください』
「提出してください」の類語や言い替え
・『お送りください』
メールや郵送、FAXなどで送って欲しいという時には、こちらの表現を使っても同じ意味になると考えて構いません。
ただし、手渡しで出すという場合に使うことができないため、全てを包括する「提出してください」という表現の方が使いやすく、そちらの方が出して欲しいという意味が強くなるので、無理にこのように言い替えることはありません。
まとめ
「提出してください」は、何かを出して欲しいという意味になります。
その方法や期限と一緒に使われることが多く、特に期限については、必ず守って欲しい場合にはそれをきちんと明記して用いることが求められます。
