この記事では「早速のご回答ありがとうございます」について解説をします。
「早速のご回答ありがとうございます」とは?意味
すぐに回答をしてくれて感謝している、という意味です。
「早速」には、すぐに行動をすること、またそのさまという意味があります。
「すぐ」とは時間をおかないさまをいうのですが、時間をおかないとは何分、何時間くらいをいうのか定義はありません。
「ご回答」は、質問に答えることを相手を敬う表現にしています。
「ご」を他人の行動を表す言葉につけて、その行動をする人を敬っています。
「ありがとう」は感謝の気持ちを伝える言葉です。
「ございます」は「ある」の意の丁寧語です。
「早速のご回答ありがとうございます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手側が質問をして、聞き手がそれにすぐに答えてくれたときに用います。
回答をするために時間を割いてくれています。
そのため、回答がくるのがすぐでも、すぐでなくても、お礼を伝えることが望ましいです。
この言葉の場合は「早速」という言葉を使っているので、話し手が質問をして時間をおかずに回答をしてくれています。
質問から回答まで、どれくらいの時間ならば「早速」というのか定義はありません。
回答がくるのが遅かったとしても、質問に答えてくれたことへはお礼を伝えましょう。
回答がすぐでなかったときは「早速」は使いません。
あまりにも時間が経っているのに「早速」を使うと違和感があります。
この部分がなくても失礼にはなりません。
「ご回答」が相手を敬う表現なので、目上の人や取引先の人に対して伝えても失礼ではないです。
「早速のご回答ありがとうございます」を使った例文
・『早速のご回答ありがとうございます。○○を承知いたしました』
「早速のご回答ありがとうございます」の返答や返信例
こちらから連絡をして、そしてこの言葉が返ってきています。
回答をしたことへのお礼を伝えているだけであれば、返信は必要ありません。
回答したことに対して、さらに質問がされることもあります。
質問を受けたならば、それに回答をしましょう。
回答までに数日を必要とするならば、時間がかかることを伝えておいた方がよいかもしれません。
先の回答が素早かったのに、次の回答に時間がかかっていると、「どうしたのだろうか」と疑問を抱かせてしまう可能性があります。
まとめ
この言葉は、話し手側がした質問にすぐに答えてくれたときに用います。
どのような場合でも、質問に答えてくれたときはお礼を伝えましょう。
すぐに回答をしてくれたときは「早速」を使うと、素早い行動へも感謝していることが伝わります。