ここでは「長らくお世話になりました」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「長らくお世話になりました」とは?
「長らくお世話になりました」は、その相手からこれまでお世話になっていたお礼として用いる表現です。
これという基準こそありませんが、つきっ切りだった時には1ヶ月以上はお世話になっていたという時に、定期的に何かを見てもらっていたといったような場合には3ヶ月くらいが目安になると考えてください。
前者は比較的短期間で習得できる何かをずっと教わっていたような場合、後者の方は何日かに1日といったペースで課題などを見てもらっていた、教えに来てもらっていた、どこかに通っていたといった時がそれになります。
そのような状態が終わった時に、この表現を使ってそれまでのお礼を伝えるという具合で、口語、文章のどちらでも用いることができます。
「長らくお世話になりました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「長らくお世話になりました」は、そのお世話になった直接のお礼になる文言や、学んだことを活かしていくなどと続けて用いるのが通例です。
このように使う時には、先のようにもうその学びなどが修了したという時なので、必然的にそのような用い方になります。
また、特にこれという学びの場ではなく、下宿していたような時にもそれが終わる時に借り主の人にこのように使うことができ、直接何かでお世話になった訳ではなくとも、間接的にそうなっていたと考えて、その相手への礼儀として用いるものです。
「長らく」としているので、この場合にも少なくとも1年はそこに住んでいたといった場合に使うと考えていいでしょう。
「長らくお世話になりました」を使った例文
・『長らくお世話になりました。本当にありがとうございました』
・『長らくお世話になりました。この2年という時間をこちらでとても有意義に過ごすことができましたことを感謝します』
「長らくお世話になりました」の類語や言い替え
・『長らくお教えをいただきありがとうございました』
それなりに長い間何かの教えを受けていたといった時には、こちらに言い替えた方が分かりやすくなります。
尚、「ありがとうございます」と直接の感謝の表現もつけているため、この後に改めてそちらを続ける必要はありません。
まとめ
「長らくお世話になりました」は、それなりに長い間何かについて教わっていた、または下宿などで間接的にでもそうなっていたといった時のお礼の表現になります。
それらが終わった後にその相手に対して用いて、期間中の思い出話などがあれば、そういったものを続けて使っても構いません。