この記事では、ビジネスシーンでよく使われるフレーズの「長期にわたり大変お世話になりました」について、その意味や使い方や敬語表現を徹底解説します。
「長期にわたり大変お世話になりました」とは?
「長期にわたり大変お世話になりました」のフレーズにおける「長期」とは、「長い期間」を意味する言葉です。
次の「わたり」は「ある時期、途切れることなく続くこと」を表す言葉です。
また「大変」は「非常に」といった意味です。
そして、最後の「お世話になりました」は「面倒を見ること」を意味する「世話」に相手の方に敬意を示す接頭辞の「お」が付けられ「お世話」の後ろに、「なった」の丁寧な表現の「なりました」が付けられたものです。
したがって「長期にわたり大変お世話になりました」のフレーズは「長い期間途切れることなく面倒を見てもらった」といった意味の敬語表現になります。
「長い期間、世話になったこと」に感謝の気持ちを伝える表現です。
「長期にわたり大変お世話になりました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「長期にわたり大変お世話になりました」のフレーズが使われる場面としては、退職や転勤等で職場を去る際の挨拶が挙げられます。
職場を去る人が、残る人に対して使うことも出来ますし、逆に職場に残る人が去る人を送る言葉として使うことも可能です。
また担当していた取引先の担当を誰かに交代して外れる場合にも、取り引き先の方に対して、お別れの挨拶としてこのフレーズがよく使われます。
この場合も、逆に担当を外れる人に対して取引先の方が、このフレーズを使って長期の労をねぎらう言葉をかけることも少なくありません。
ここでは、年月を表現する言葉として「長期にわたり」が使われていますが、「長年にわたり」の方が、一般的にはよく使われると言えます。
「長期にわたり大変お世話になりました」を使った例文
・『長期にわたり大変お世話になりました。新しい職場でも全力で頑張る所存です』
・『〇〇様には長期にわたり大変お世話になりました。どうぞお元気でお過ごしください』
・『長期にわたり大変お世話になりました。このご恩は生涯忘れることはないでしょう』
「長期にわたり大変お世話になりました」の類語や言い換え
「長期」の類語としては「長年」や「長き」が挙げられます。
したがって「長期にわたり大変お世話になりました」は「長年にわたり大変お世話になりました」や「長きにわたり大変お世話になりました」と言い換えることが出来ます。
まとめ
「長期にわたり大変お世話になりました」のフレーズは「長い期間途切れることなく面倒を見てもらった」といった意味の敬語表現です。
「長い期間、世話になったこと」に感謝の気持ちを伝える表現です。
